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男性性と女性性 10 二つの中国

2013年05月22日 03:50

田中角栄首相の時日中国交回復するまでは
国際連合には中華民国(当時は台湾chainesTaipei)が中心メンバーであり
中国と呼んでいる中華人民共和国との二つの中国が有りました

中華民国台湾親日で、政府の中枢に居る人達や
お金持ちの人達は、母国語と同じように日本語を話し
子弟も多く日本やアメリカ留学し国際感覚がありました

広くて多数の貧しい国民民族を抱えている今の中国
その国民の不満を共通の敵、
帝国主義だった日本であると確認する抗日教育
天安門事件以降ですね、そんな今の中国と違い
台湾平和に統治された貧しいけれど心の豊かな国でした

私は半月余りの台湾旅行の間、何処に行っても地元の温かい人達や
旅する仲間に触れていつも新しい好奇心に満ちた楽しい旅を続ける事が出来ました。

阿里山の森林鉄道で、戦前新高山と呼ばれた玉山を望む景勝地へ向かう途中
30代の英国人Peatと親しくなり英会話を始めます
彼はジャーナリストでこの後日本の新聞社の英字新聞で記事を書きます

御来光を見る為朝まだ暗いうちから団体で登ります、その道すがら
台中から二十歳前後の娘さん2人を連れたお父さんと親しく話しました
彼は戦前の日本の旧制中学で少しだけ学んで居て、日本と取引のある社長さんで
日本人と変わらない日本語を話し兵役中の息子さんに話すように私と会話をして下さいました
娘さん達は日本語が解らず英語で少しだけ話しました
お姉さんには婚約者が居ましたが妹さんはまだ学生で私と同い年の知的な美人でした

お父さんから台中に来るなら案内するよと招待されましたが、
生憎予定は反対側の東海岸の花蓮を目指して居たので
西側の台中は引き返すことになりお断りしました、
でも何か有ればと住所と電話番号を教えて下さいました

所がその夜のホテルから急に腹痛と下痢に襲われたのです
朝食代りに最高と思って食べた台湾バナナが原因でした。
知識の無い日本人は同じ失敗をします、
現地の人達は食事前にはバナナは食べないのでした
しかも私が食べたのは美味しい完熟バナナ

痛くて苦しくて何も食べれなくて、何より心細い
迷惑かけてはいけないとPeatには先に行ってもらいましたが
翌日私は台中社長にどうしたら良いかと電話すると
直ぐに来なさいと台中ホテルを取って下さいました
そこに三日間滞在お世話になって私は回復し元気になりました。

お粥も喉を通らなかった時、社長さんは友人に電話して梅干しを探してくれました
台湾のは砂糖漬けで塩漬けの梅干しは売っていなくて、自家製の、日本人から伝えられた
日本式塩の梅干しをやっと見つけて下さって、3個、その美味しかったこと。
美味しくてお粥を食べすぎてしまいました。
以来私は梅干しは自分で漬けるようになりました
いつも10年ものがたくさん貯蔵されています。

このデジログへのコメント

  • クレアR 2013年05月22日 08:24

    大変でしたね(*_*;完熟バナナ食後なら大丈夫だったのでしょうか。梅干し自家製スゴイ(*^^*)☆

  • azamino 2013年05月23日 07:03

    > クレアRさん

    はい、食後なら大丈夫です

    日本に来ているのは
    まだ青くて硬い未熟を寝かせて熟成
    樹で熟成したバナナは味が違うのです

    帰国後その味の違いに何年もバナナ
    敬遠していましたね

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