憲法改正２

自衛隊は実質、軍隊であっても、憲法によって交戦権を認められていない。

国家とは、軍隊で成り立っている、国家原理がある。
言い換えれば、軍隊が崩壊すれば国家も崩壊する。

つまり、合戦や戦争に負ければ、虐殺されるか奴隷にされる。

これが人類の歴史だ。

古代エジプト、ギリシア、ローマ帝国は奴隷で成り立っている。
中国歴代皇帝は封建主従で成り立っている。

奴隷とは別に足を鎖でつながれているわけでない、フリーである。
しかし、市民権がないだけだ。
市民権を得るには兵役と納税の義務を負う。

ヨーロッパでは奴隷を農奴とイイ、中国では匹夫とイイ、日本では百姓といった。


国家の興亡は歴史上、権力闘争だ。
トーナメント方式で、勝者がエンペラーになる。

古代ローマ帝国であり、始皇帝であり、徳川家康だ。
しかし、軍隊が崩壊すれば、国家も消滅する。

問題は国家が消滅しても、人民は消滅しない。

しかし、国家を持たない人民は歴史上塗炭の苦しみを被る。
ユダヤ人であり、ロマ人だ。

つまり、人民が生命財産の安全に生存するには、国家は人類の歴史上必需品なのだ。

しかし、戦争によった勝敗が分かれると、国家は存亡の危機になる。

であるから、戦争は誰でも回避したい。


幕末では、国力の圧倒的差によって、戦争をやれば必ず負ける、
という共同認識があった。

幕府側にも、反幕府側にもだ。

で、到達した結論が、倒幕になった。
言い換えれば、今風の行政改革だ。

しかし、幕府から近代国家に変身した日本は、大日本帝国になった。

大日本帝国は中国に侵略して、アメリカと戦争をおっぱじめた。

アメリカに完膚なきまでボコボコされた。

ここに、大日本帝国は消滅した。

しかし、日本人民は大日本帝国は消滅しても未だ、生存している。
しかし、国家はない。
日本人民はアメリカの奴隷になった。
なぜなら、日本人民の生命財産を守る国家がもはやないからだ。


さて、奴隷が国家を作るのにはどうしたらイイか？

簡単だ、アメリカ占領軍に戦争で勝てばイイ、

それだけだ。

ムリ？

そう、ムリだ。

ニホンジンはここから、思考が、根本的に間違っている。

ニホンジンは国家がわかっていない、日本人民がわかっていない

いいかえれば、日本国家と日本人民がわかっていない。
ここを混同している。

イイか、

さきの戦争で、戦争をしたのは大日本帝国であって、日本人民でない。
日本人民は大日本帝国のおっぱじめた戦争にかり出されたのであって
ニホンジンが率先して、戦争を始めたのでない。

そして、ニホンジンは、誰も大日本帝国を不問にしている。

大日本帝国は天皇を守る軍隊で、日本人民は天皇の赤子でで、喜んで命を捧げる、
北朝鮮人はみみ～んな、金正恩に命とを捧げる、アレとまったく同じだ。

大日本帝国の軍隊はどこにも国民を守るとは言っていない、
守るべきは天皇で、国民はそのために喜んでイノチを捧げる。

どうだ、

大日本帝国では、軍隊は天皇を守り、その軍隊をニホンジンが守る、ギャハハハ

大日本帝国は徳川の差別で成り立っている。それを近代的な法治国家に仕上げた。
中身は徳川の差別だ。だから兵隊はタダだ。

その大日本帝国にさんざん苦しめられたアメリカは憎さ余って徹底的に粉砕した。

それが、交戦権の放棄だ。


日本を占領しているアメリカの作る日本国家とは、交戦権の放棄が絶対条件だった。

つまり、日本に国家という名前を与えても、軍隊を与えなかった。
そう、矛盾である、しかし、
大日本帝国が息を吹き返すのを恐れたからだ。

しかし、世界情勢の変化が、交戦権の放棄を許さざるをえなかった。
アメリカの世界戦略の一翼を担わせるには、どうしても軍隊が必要になった。

自衛隊の発生だ。

時間の経過と共に、時代の変遷と共に、

もっと世界情勢は、大戦終結とはまったく様相を異にしている。

アメリカの弱体だ。

アメリカには、もはや世界を支配する力はない。

世界は、アメリカ、ユーロー、中国、ロシア、の核をもつ大名の合議によって支配される。

アメリカは征夷大将軍の地位を放棄せざるを得ない。

世界を力で支配する力は、アメリカにはもはやないにもかかわらず、影響力は残したい。

韓国日本はアメリカの傘にある。

巨大な財政赤字でアメリカ軍を維持できないことから、軍隊を世界から本国に引き揚げざるを得ない、

その流れが、極東にも及んでいる。

そこのスキマをどう埋めるかが、アメリカの大きな国家戦略になっている。

アメリカの核の傘下にある国に、軍隊を持たせてアメリカ軍の代わりに働かせればイイ。

これがアメリカの世界戦略だ。

わかりやすく言えば、アメリカ軍をフランチャイズ方式にすればイイ、ギャハハハは

つまり、日本の自衛隊は国防軍というアメリカのフランチャイジーになるのだ。


なら、交戦権の放棄は、アメリカにとってジャマだろ、ギャハハハ。


大日本帝国の亡霊のヤクニンと愛国主義を焚きつけて、憲法改正。
日本国家は晴れて国防軍をもって世界にジマンする。


アメリカの基地一つ追い出せないくせに、国防軍とはお笑いだろ。



イイか、憲法が問題なのでない

ニホンジンは国家と日本民族が区別できないことが根本問題なのだ、

イイか、

ニホンジンは大日本帝国と日本国が区別できない、バカな国民だ。



ギャハハハ