大根一本、1000万円

日銀はマネーの番人を放棄した。

カネを無制限に発行できるってコトだ。
戦争中にカネを無制限に刷って、武器弾薬大砲軍艦を作った。

うんで、負けて、ハイパーインフレになった。
大根一本が100万円、ギャハハハ

すると、おまえの貯金は大根一本より値打ちがない、
大根一本100万円ならいずしらず、大根一本1000万円なったら、どうすんだ
ギャハハハ

コレがマネーの番人という意味だ。

日銀はカネをおまえに直接提供するのでない、
銀行に預けるのだ。
銀行は資金需要があるところに、貸し出す。

ムカシの高度成長時代なら、大企業はいわず、中小零細でもそれこそ、
人を押しのけてもカネをほしがった、
土地があればなんぼでもカネを銀行は出した・
そして、地方では空気と土地は有り余る意ほどあった。

作れば必ず売れる、儲かるという明日の夢があった。

なんぼでも人手はほしい、
東北、九州から金の卵といわれて首都圏や大阪圏の中小零細に、
集団就職で大挙してやってきた。

ああ～、上野駅　の歌ががなつかしい、ギャハハハ


今、この日本のどこにそんな状況があるんだ、
あるのは、失業の嵐だろ。
新卒の高校生や大学生の半分近くはまともに就職できない、
あるのは、アルバイトとフリータだ。

今、この日本で、いったんフリーターとアルバイトになると、
一生正社員になれないらしい。

人生が貧困とそうでないものに二極化されて、当然差別が発生する。
うんで、大部分が貧困化層になる。


20年間、失われた20年といわれ、20年間、日銀は金融緩和をやってきたのだ。
銀行にジャブジャブ、垂れ流してきた。
銀行はそれで国債を買い漁った、

なぜなら、中小零細は危なくて貸せない、
貸せば銀行が倒産の憂き目に遭うからだ、

絶対安全といわれる国債に集中した。金利は前代未聞の低金利。

本来、カネは中小零細が儲けるために人を押しのけてまで、ほしがるモノだ。
それに対応して銀行がカネを回してやる、足りなくて日銀から応援を頼む、
こうしてマネーの量が増えていく、高度成長というモノだ。

今、こういったエンジンがない、
なのに、カネだけがあぶれたらどうなるんだ？

物価が2％を目標になっている、
円安になって、まづ原材料費や石油代が跳ね上がる、

問題はここからだ、
原材料が上がっても製品や商品にすぐに転嫁できないことだ、
そんなことすれば、すぐ売れなくなる。
ますます、吉野家の牛丼みたいに、280円商売が流行るようになる。
人件費は削ってむろん、給料は上がらない。

そうすると、政府が目標にしている物価2％に、ナカナカ上がらない、

なんで物価2％を目標かって？
ギャハハハ、
物価が2％になったから景気がよくなったといって、
来年、消費税ということで、おまえからカネを巻き上げるためだ、
ぜ～んぶ、財務官僚が画いた絵だ、
うんだから、4月には日銀総裁は財務官僚がなるはずだ、ギャハハハ

日銀が銀行にカネをジャブジャブしても、思ったように物価が上がらない。

そうすると、
政府は一丁目一番地といって、ムキになって、日銀のケツに鞭を当てる、

それでも思ったようになかなか、上がらない、

むりもない、20年間上がらなかったんだぜ、ギャハハハ

政府は、目がだんだん血走ってくる、そんなはずはない、

日銀のケツをムチで、これでもかコレでもかと、打つ、
日銀のケツは血が迸っている、

この段階になれば、マネーの水位がが青天井近くになっている、


外人がコレを見逃さない、

株を売る、

国債を売る、

上がりに上がったマネーの青天井の水圧が、一気に決壊する、

すると、大根が一本、1000万円、

ギャハハハ


おまえは知らないだろうが、
20年前に、なんでバブルが破裂したと思う？

外人が売り浴びせたからだ。



お百姓さんが取れすぎた野菜をトラクターで踏みつぶす悲しい姿をテレビで映しすだろ、
カネの瓦礫はトラクターやユンボーで始末しきれない、


燃やしても燃やしきれないカネの狂気で、おまえは、天城越えで発狂する、

ギャハハハ