【女優魂】恋人にされたら嫌なこと

麻衣子「わたしが寂しいときに、どうして側にいてくれないのよっ！」
台本の一節を読んで演技してみる麻衣子。
織座「側にてくれなから寂いんないんでか？」
麻衣子「理屈にわからないこともあるのよ」
織座「寂しい→側にいてくれない→寂しい。悪循環でござます」
みはる「でも年がら年中側に居てもこまるがな」
織座「なんでか？」
みはる「陰ながら努力したいときにも一緒にいられるのは良い気分じゃない」
織座「チアガール姿で応援しすよ？」
みはる「どこで覚えた？はっきり言ってカッコ悪いところは見られたくない」
織座「努力、カコ悪ないでよ。むしろカコい」
みはる「それもどこで覚えた？試しに野球部でも見学してみろ努力する姿はカッコ悪いから」
織座「じゃ行ってきす」

重いコンダラ～♪

織座「帰ってきす」
みはる「お帰り。なんか血が着いてるけど」
織座「なんかサディスティックなヤツがいたでムカついたでミンチにてやりまた」
みはる「野球部の鬼コーチをボコったのか。痛快だな。で、努力はカッコ悪いだろ？」
織座「カコいいで。でもみんな困ってたで」
みはる「いくら織座がカッコ悪くないと評価しても、本人にしたらカッコ悪くて誰にも見られたくないんだ。誰にもそういう気持ちがあるんだ」

織座「よくわらないけど覚えときす」

麻衣子「なんだか、突っ込みたくないわ」


ちゃんちゃん