【良い子の諸君】人類滅亡説、信じたことある？

ある。「ミシェル・ノストラダムス」の大予言。
簡単に言うと「1999年7月に地球がバーンっ。人類おしまい」ってヤツ。これを信じるヤツはいっぱいいて、1999年6月の景気統計が一時的に良かったくらい。
しかし1999年7月に地球はバーンしなかった。
「ノストラダムスは時間感覚がずれてて実は2001年だった」
「ノストラダムスは同じ予言書に3000年代まで書いてて、そこに人類は健在なので、人類は滅びない」
「我々の解釈が間違っていただけ。予言で言った出来事は確かに起きたのだろう」
「そもそも彼は何故予言を書いたのか。来るべき悲劇を回避するためだ。残念ながらヒットラーの登場もチェルノブイリも回避できなかった。しかし、今回は回避できたようだ」

とまあ、諸説ある。
また、「2001911テロ」「2011311東日本大震災」「バンダアチェ大震災」「アラブ対ユダヤの戦争激化」といった悲劇は予言すらされてない。

だから「人類は滅ぶ」というのを信じるのは無駄だ。
だが一粒の真実はある。
既に我々は何度も破滅しているのだ。
世界が破滅しなくても個人レベルで破滅しているのだ。
例えば恋人と離別するとき、「その恋人と末長く幸せに暮らす世界」は滅亡したのだ。
このようにして、既に何度も世界は滅亡したのだ。


三人「輝く3つの願い星！魔法少女隊(まじかる)スターライトっ！！！」
久しぶりに決めポーズする三人。
茜「敵もいないのに、どうしてですっ？」
小春「たまにやらないと気持ち悪くて。歯磨きしない夜の翌朝みたいな」
千歳「なんとなくわかりますわ」
小春「麻衣子先輩いないから4人揃わないのがネックだよっ。早くコイコイお正月なんだよっ！」
茜「正月に果たしてこれるですか？」
小春「どゆこと？」
茜「女優を志す者にとって、年末年始はピンチとチャンスがいっぱいだって聞きました～」

小春「ええええ～！来年度じゃあたしら高校生なんだよっ！魔法少女気取れるの、今年が最後なんだよっ」

思いがけない大ピンチに見舞われた小春だった。

ちゃんちゃん