- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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500円の重さ
2012年09月29日 00:37
何気なくジュースを買ったり
お菓子をかったりできる世の中ですが、
今日は、ある女の子から500円をいただきました
彼はお友達のお子さん
お母さんを病気で亡くし
お友達が男手1つで育てた
今年小学3年生になる女の子
お母さんのぬくもりを知らず育ち
いつも、私に甘えてくる可愛い女の子
夕方に電話があり
「お姉ちゃん、お願いがあるの」と、告げられ
「お仕事が終わったら、会いに行くね」と約束し
会ってきました
もう1人でお留守番もご飯の準備もできる
しっかり者な子
私が訪れたときも、一人でお留守番してました
「お父さんまだ帰ってこないから
お姉ちゃん、ご飯食べていってね」
お言葉に甘えて、晩御飯を頂きながらお話をすると
お願いを切り出してきました
「あのね、来週の土曜日に運動会があるの
それで、親子競争があるんだけど
お姉ちゃんに出てもらいたいの」
そう言いながら、箸を置いて部屋の隅に走り
何かを持って、私の前へ^^
手には財布が握られてました
目の前で財布を開き、
出てきたのは500円硬貨
しっかりと握った硬貨を私に差し出し
「お父さんがね、人にお仕事をお願いするとき
大人はお金を払うんだよって言ってたから」
「お父さんが、○○はご飯も作れるし、お留守番もできるから
立派な大人だって言ってたから、お金払うの」
思わず、涙が出てきました
こんなにいい子が
なぜ母親のいない境遇になってしまうのだろう?
こんなにいい子が
もっと世界中にたくさん増えてくれたらいいのに
「お金は要らないよ、お姉ちゃんがお弁当作って
応援しに行くから」
それでも頑として譲らない
自分はもう大人だから
きっと、そうならざるをえない環境で育ったから
甘え方に戸惑いがあるのかな?
そう考えたら
黙って、受け取るのが一番いい
そう思って、しっかりと受け取りました
この500円は
私は一生大切に持って、使いません
いつかあなたが、私の存在を必要としなくなった際に
私の中の思い出として輝き始めるから
お母さんにはなれないけど
お母さんにしたかったことを
私にしてくれたらいいな
そして、一緒にお風呂に入ったときに
「大人の女の子とお風呂入るの初めて~」
と、嬉しそうにはしゃいでくれました
また、一緒にお風呂入ろうねと約束し、おうちを後に
来週の運動会のお弁当、なにか奮発して作ろうと思いました
このデジログへのコメント
涙です
小1くらいの子が頭深く下げてお礼をする世の中です。。5百円ぉ年玉でお返ししてあげては?
感動した貴女のような独身女性がいること。4年生までは
「子供」そのもの。貴女はいい母親になれる
そのお弁当は頂いた¥500円分+してネ
てかイチゴちゃんが幸せになって欲しいと想う
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