- 名前
- タナケン
- 性別
- ♂
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 口から生まれてきた?(←ナメック星人じゃないよ(笑))らしく,話したりするのが大好き...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
求められること
2012年07月09日 12:49
土曜日の午前中に,性同一性障害に悩む人を扱った番組をやっていた。
自分自身,そういうことをあまりよく考えなかったりする中で,その番組では
「男でも女でもない『自分』という人間」
という状況で生きるその人自身を追いかけていた。個人的にはその言葉が
とても心に引っかかったので,じっくり観てみることにした。
本当にとっても考えさせられる番組だった。男として生まれてきて,自分の
行動が,所謂男とされるものではなくて,結局周りから冷たい目で見られ,
それでも自分がこれまでとってきた行動は変えられないし,それが男だと
思って生きてきたのに,そうは受け止められない…。かといって,子供を
産める体でもない。だから女でもない。つまり,
「男でも女でもない『自分』という人間」なんだと…。
最近は,妙にその「自分が生きる」って何だろう?ということをよく考える。
何のために自分が存在しているのか?っていうことを考える。でも,その答え
なんて中々見つからない。それに,日々の出来事や仕事に飲まれてしまって
それを探すことさえままならない。結局,その理由を感じることなく,「ただ」
生きている気がする。
そしてその人の一言が印象的だった。外国で性転換手術を受けて日本に
帰ってきた車での会話の中で,
「あなたが救われるときってどんなときですか?」と訊かれた際に,少し考えて
「『自分が求められるとき』じゃないですか」と答えていた。
個人的にはこの『求められる』っていう言葉が妙に印象的で,思わず「コレだ!」
みたいに思ってしまった。
「そうだよ,誰もがみんな『求められ』たいんだよ,きっと」ってね。
だから,みんなから求められる自分っていうのを目標にしたいな。
このデジログへのコメント
コメントを書く