【良い子の諸君】七夕の願い事

小春「七夕やるよっ」
茜「どういう意味です？」
小春「だから、演劇部として七夕の演目やるよっ」
茜「ああなるほど……ってええ～？」
千歳「どこでやるんですの？」
小春「町内の七夕イベントもろもろだよっ。台本を見せるよっ」

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茜「七夕なんて幼稚くさいとおもう人はちょっと廊下に出るですっ」
ぞろぞろ……
小春と千歳と数人だけ残る。

茜「これだけかよ！っていうか、テンテイはそろそろ乙姫を許してやれよ」
小春「茜、キレ方がアドルフさんみたいだよ……」
茜「ってか、自分が年に一度恋人に逢えるか逢えないかの瀬戸際に、願い事聞いてられっかっつーの。七夕なんて大嫌いだバーカ！」
小春「別に乙姫カップルが願い事を聞くわけじゃないよっ」
茜「でも、報道で見たよ。子供たちは乙姫に願い事したって。畜生め～！」
千歳「……」
茜「おっぱいぷるんぷるん！！」
千歳「わたくしのお胸を揺らさないでくださいませっ～。いけないですわ」


小春「とりあえず茜の意見はわかった」
千歳「わかったんですの」
小春「正義の味方として見過ごすわけにはいかないよっ」
千歳「え？え？」
小春「人の恋路の邪魔をするテンテイさんを、魔法少女の名のもとにぶっ潰すよ！」
茜「久しぶりに腕がなるですっ！ぶっ飛ばすぞ～！」

千歳「あの…あの…演劇の話はどちらに？
あと、テンテイはどこにいけば逢えるとかないですから！！」


続く？