- 名前
- 厚木氏129
- 性別
- ♂
- 年齢
- 47歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- 福岡天神のマンションで一人暮らし 旅オタ。 (←最近してない ゲーオタ。 (←最近や...
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よきサマリヤ人の法
2012年05月16日 01:05
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くいず。
資格がない人が医療行為を行うのは法律違反です。
では命にかかわる場合はどうでしょうか。
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欧米では good Samaritan law という法律があります。
よきサマリヤ人の法。
「災難に遭ったり急病になったりした人などを救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」
日本にはありません。
「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか」
という呼びかけに応じるか、というアンケートに医者の9割が
「応じない」
と答えています。
「悪化などした場合、下手をすると業務上過失致死に問われそう」
「今の世の中の状況では、絶対に出られない」
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ただし日本の法律にはありませんが「慣習」があります。
欧米では、上記のような法律を制定することで、急病人を助けるよう促しています。
法律で明文化する必要があるとも言えます。
望んでいない相手を助けることはおせっかいだとみなされる文化があるからです。
日本では逆に相互扶助の文化があるため、助けるのは当たり前とみなされています。
そのような「慣習」があるので、法律で明文化していなくても、善意で行った失敗を責めるようなことは通常ありません。「慣習」に反していますからね。
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ところでサマリヤ人ってなんでしょう。
調べてみました。
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ある人がエルサレムからエリコへ下る道でおいはぎに襲われた。
おいはぎ達は服をはぎ取り金品を奪い、その上その人に大怪我をさせて置き去りにしてしまった。
たまたま通りかかった祭司は、反対側を通り過ぎていった。
同じように通りがかったレビ人も見て見ぬふりをした。
しかしあるサマリア人は彼を見て憐れに思い、傷の手当をして自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き介抱してやった。
翌日、そのサマリア人は銀貨2枚を宿屋の主人に渡して言った。
『介抱してあげてください。もし足りなければ帰りに私が払います。』
ルカによる福音書
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えーと、解読班はどこだああ。
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ある人ってのは言うまでもなくユダヤ人。
祭司はユダヤ教の祭司。
レビ人ってのはユダヤ教の中で特別厳格な一派。
祭司もレビ人も、本来ユダヤ人の中のリーダーにあたる人たちで、いわゆる偉い人。
サマリヤ人はユダヤ教と敵対する偶像崇拝の民族。いわばユダヤ人の敵。
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日本で例えると・・・
えーと・・・
日本シリーズでホークスVSタイガースの試合
とあるホークスファンが興奮のあまり、意識を失って倒れた。
ほかのホークスファンが無視したが、敵対してるタイガースファンが助けてくれた。
みたいな?
なんか違うな。
たとえ話をさらにたとえるのもどうかと思った。
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ユダヤ人の律法学者がイエスに永遠の生命のために何をすべきかを問いかけた。
イエスが逆に律法にはどうあるかと尋ね返した。
律法学者が答えた内容(神への愛と隣人への愛)に対しイエスが
「正しい、その通りにせよ、そうすれば生きる」
と答えると、さらに律法学者が
「では隣人とは誰か」
と重ねて尋ねた。
これに対し、イエスは上記のたとえ話をした。
このたとえ話の後、律法学者に対してイエスは、このたとえ話で誰が怪我人の隣人であるかを律法学者に問い、律法学者が
「助けた人(サマリア人)である」
と答えると、
「行って同じようにしなさい」
とイエスは言った。
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調べ疲れた。眠い。
寝る。
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