宇宙兄弟

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2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。
時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。
大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。
しかしそれぞれの未来が、幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。
　　公式サイト
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出来のいい弟が宇宙飛行士になって、兄がそのあとを追いかけて宇宙飛行士をめざす話。
つか、宇宙飛行士になった。今は月を目指してるのかな。
既刊で17巻。映画が2012年5月5日公開。

暇だしみに行こうかと思った。

思っただけ。
そのうち行くかもしれないけど。


ムッタは大泉洋にしたらどうだｒ　・・・無いな。
無いわ。

ムッタは自動車会社で働いて上司に妬まれるくらい有能。
子供時代は英語を教わり、理解して会話ができる描写もある。
弟だけ優秀なわけではなくて、兄が出遅れてるだけで、物語によくある、出来の悪い主人公ががんばる話とはちょっと違うかもしれない。

もともと有能な人が優れた能力を発揮して、それが楽しいわけです。
もちろんスーパーマンとは違うから試行錯誤や努力もしてます。

この作品を読んで感じたのは、プラスとマイナスが表裏一体で面白いということ。
弟が宇宙飛行士だから、選抜試験で有利かもしれない。贔屓するかも、というまわりの嫉妬を受ける。
訓練時に仲良くなったケンジ。月に行きたいケンジの望みが叶えば、自分が月に行けなくなる。
自分の願いが叶えば、ケンジが月に行けなくなる。
世間の注目を集めれば予算が増える。そのぶん風当たりも大きくなる。


いいことがあればおなじくらい困難も増える。
また悪いことがあれば同じくらいいいことにつながる。

そのことは特別なことではないかもしれない。
ただ好きな事ができましたわーい。　とは違う面白さだと感じました。






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