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【妄想日記:裏4⇒表5】後悔

2012年04月07日 21:16

(どうしよう…、私だってもう少し一緒に話たいけど…
 でも…今、裸だし…)

という、複雑な気持ちのまま

『いま、取り込んでるので…ごめんなさぃ』

「あっ、ごめん…」

忘れ物を受け取り、ドアを閉めた…

彼女は、残念に思いながらも、ホッとした気持ちでシャワールームに入った…

彼は、部屋に戻りながら…

(嫌われたのかな…)

と、部屋に戻ろうとしたとき、マンションの入り口で名前を呼ぶ声が…

振り向くと、一人の女性が立っていた…

「なんだ?何しにきた…」

『こっちに転勤って聞いたから…住所聞いてどんなとこに住んでるのか見たくて
 部屋に入れてくれないの?』

「ここじゃなんだから、少ししたら帰れよ」

と、部屋へ通した…

部屋に入ると…

その女性ベランダへ行き、外の景色を見ようとした

『いいとこじゃないの、また来ていい?』

「あんまり来るなよ」と、コーヒーだけ出した…





その頃彼女は、シャワーから出て彼が部屋に居るか明かりを確かめた…

ベランダから見ると、部屋に明かりが灯り、女性の姿を見て…

ハッとなった…

(誰なの?エッ!何?何?彼女? あの時、部屋に通してたら良かったの?)

と動揺したと同時に涙が出た…気力も無くし、ベッドにうつぶせになり泣いていた




彼の部屋では、女性コーヒーを飲み干し、部屋を出ていた…




彼女は、立ち上がり、もう一度ベランダを見た…

ほぼ同時に、彼もベランダに顔を出し…

「どうしたの?」

『あ、さっき部屋に女性いなかった?』

「あ、見えてたの?あれは、妹だよ…こっちに学校があって先に一人暮らししてる妹が尋ねてきた」

『えっ?妹さんだったの…(私ったら…)』

コーヒー煎れたから、こっちの部屋に来る?あっ!そっち行っていい?」

『部屋に行っていいの?ちょっと待ってて…アイスも持って行っていい?』

「うん、かまわないよ」

と、彼女はすぐさま、カーテンを閉め…

少しだけラフパーカー着替えようとして、部屋着を脱ぐ時に何故か、自然と下着の入ったクローゼットを開け選んでいた…

ふと、我に返り…

(あれ?私って何でランジェリーまで着替えようとしてるんだろ?さっきシャワー着替えたのに…)

と思いながらも、真っ白いレースパンティとお揃いのブラを身につけて、フード付きのパーカースカート着替え、自分の部屋を後にした…

数分後に、彼の階にエレベータを降りたと同時に、彼は部屋のドアは少し開き

「こっちこっち」と手招きしていた…

その時、彼女の気持ちはすでに彼へと傾き、部屋に通されると…

後ろから彼にしがみついていた…

『私ってバカみたい…妹さんを彼女勘違いして、何故か泣いてた…』

「えっ、そうだったの?ゴメンね泣かせちゃって…」

『いいの、早とちりだから…何で、さっき部屋に来てくれたのに通さなかったのか?
 とか、後悔しちゃってた…バカだよね…あたしって』

と、言ったとき、彼は振り向き彼女の目を見た…

そして、彼女を抱きしめた…

(続きは…表?裏?)

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