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成程なあの人の話…原因は我にあり
2012年01月22日 19:07
【原因は我にあり】
人事を尽くすとは「人としてできる限りのことを実行する」「やれることを全てやる」といった意味です。これを頭に置きながら♪
武田信玄がこういうことを言っている。
「負けるべきでない合戦に負けたり、亡ぶはずのない家が亡ぶのを見て、人はみな天命だという。
しかし、自分は決して天命だとは考えない。
皆やり方が悪いからだと思う」
確かに、我々は失敗すると「運が悪かった」と言いがちである。
しかし、そういう考えは間違っていると信玄は言うのである。
敗因は全て我にありということだろう。
まことに厳しい言葉である。
しかし考えてみれば、戦国の世を生き抜くには、それぐらいの厳しい自己反省が必要だったのだろう。
それは今日の指導者にとっても同じだと思う。
～中略～
人事を尽くして天命を待つという言葉があるが、こういう意味での天命を信玄は否定しているのではない。
彼の言わんとしているのは、天命という前にどれだけ人事を尽くしたかということではないか。
人事を尽くさずして安易に天命を云々することは、指導者としては許されないといえよう。
「指導者の条件」
松下幸之助 著
ＰＨＰ研究所より
上手く行った時は「お陰様」「運が良かった」「有り難い」失敗した時には「原因は我にあり」「次はどうしよう」「有り難い」ですね♪
「天命を知る者は、苦難に遭っても天を恨むことはない。自分をよく知る者は自分が不幸であっても恨んだりはしない」
by 十訓抄(鎌倉中期の説話集)
このデジログへのコメント
松下幸之助は今、天国で嘆いています。
理由は政経塾出身者の全員が、バカな『政治屋』に成り下がった事
がんぎ。さん:ですね!何かに振り回されてるような時もすべて事故責任
千夜恋逢さん:
何かあったかなぁ?
気になるわ～
管理貞操帯さん:人材育成が素敵なディズニーとかで研修受けさせてみたくなる、なんてふと思ったり
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