- 名前
- エウリピデス
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 始めまして。私は仕事に追われていたらこんな歳になってしまいました。これからは自分と自...
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【お題日記】あなたの運命的な出来事は?
2011年11月29日 02:03
私の運命的な出来事。これまでにいろいろとあったように思いますが、あえてあげろと言われたら中学生になって大人らしいことをしようとして家にあったカラヤン指揮のベートーヴェンの第九を聴いてしまったことでしょうか。一時間以上もかかる曲でしたが、衝撃的でしたね。それまで音楽というのはテレビでやっているような曲しか知らなかったのですが、第九を聴いて感動でした。
それからいろんな曲を聴いていくようになり、自分で始めて買ったレコードもベートーヴェンの七番でしたね。
中学生の頃にはまったのはグスタフ・マーラーでした。部活が陸上部だったのでとうじ出たばかりのウォークマンでマーラーの八番とか聴きながら走っていましたね。
高校生になり、うちの高校にはオーケストラ部があったので早速入りました。ファースト・ヴィオリンをまかされて、放課後にギーコギーコと稽古しましたよ。
高校生の頃はアントン・ブルックナーにはまっていましたね。いまでも好きですが交響曲第八番なんか感動物でした。泣いてしまいましたよ。バイトで稼いだお金で朝比奈隆指揮の大阪フィルのコンサートよく行ったものです。
コンサートといえば、1984年の夏に大阪のザ・シンフォニーホールのこけら落としコンサートにやってきたカラヤン・ベルリンフィルのコンサートは親に頼み倒して行かせてもらいました。
カラヤンはお猿さんみたいでしたが、なんと演奏する曲順を間違えたのです。このことはあのときホールのなかにいた人くらいしか知らないことでしょうね。
一曲目はカラヤン十八番のリヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」。二曲目は日本公演のために選んだドビュッシーの交響詩「海」。三曲目はレスピーギの「ローマの松」でした。中学生だった私も凄く感動したのを覚えています。
私は一時期にカラヤン病で、何かといえばカラヤンの演奏を聴いたものですが、高校生からいろいろな指揮者の演奏を聴くようになりフルトヴェングラーやトスカニーニなど過去の優れた指揮者に憧れました。
クラシックの曲というのは同じ曲でもいろいろな演奏家の演奏が聴けるという楽しみがあります。いま第九だけでも家にある演奏は13種類くらいですね。
30代になって聴く音楽がオペラになりました。それもリヒャルト・ワーグナーのオペラです。一曲聴くだけでも三時間半はかかるのにね。
なかでも「ローエングリン」は気に入っています。ヴィントガッセンの歌う演奏が好きです。
「ローエングリン」は第三幕の「エルザの婚礼の合唱」が有名で日本でも結婚式にはかかることが多いですね。
いま、お気に入りなのはハンス・クナッパーツブッシュという昔の指揮者です。彼の録音は少ないのですが、ブルックナーの五番なんかいい演奏しているなと思います。
自身も演奏家ということもあり、むかしの人の演奏ってすごく参考になります。
40歳になってクラシック音楽のうんちくみたいなものを話せるようになったなという感じです。
音楽っていいですね。
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