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市民が主人公の大阪市をつくっていこう。

2011年11月28日 00:52

こんばんは。

 昨夜からの報道で大阪市長選挙には橋下徹氏が当選しました。橋下氏は前知事からの転任というかたちで立候補にあたりましたが、知事選で当選した松井氏と維新の会というローカルパーツをつくり大阪都構想を争点とした闘いでした。

 私は思います。大阪は特定の意思で動くべきではなく、ましてや大阪市堺市を再編するなどという構想は従来からある地域の街づくりを壊すものであり、うまくいくものだとは思えません。

 私が子どもの頃は黒田了一さんが府知事でした。多くの府民が黒田氏に求めたのは福祉や環境・街づくりのことなどでした。議会で少数与党であっても、ひとりひとりのいのちと暮らしを守る府政は支持されたのです。

 維新の会が行おうとしているのは地域のコミュニティを分断し、弱い方・困っている方の力になろうとするものではありません。

 大阪市がいまのような仕組みになったのは長い市民との対話に基づいているものであり、そんな簡単にいまの行政を変えようとしてもそれは市民の抵抗にあいます。

 今回の市長選は大阪をよくしていきたいとの多くの市民の声だったと思います。それが橋下氏の唱える都構想であるかのような錯覚を持ったものだと思います。

 市民が選んだ市長でも市民の暮らしを破壊するようなことをすると批判されます。

 公務員給与の削減を主張していますが、多くの公務員は自分の給与からローンを組んだり、将来設計をたてているのです。

 それを壊していくような橋下氏の構想は多くの市民に見破られ、破綻していくものです。

 このことは指摘しておきたいと思います。

 政治の主人公は市民です。市民ひとりひとりの力で大きなうねりを作り、市民が主人公という声をあげていこうではないですか?

市民不在のところで都構想を練っても、市民から否定されることになり、不幸が始まるのです。

 多くの市民の力で立派な大阪市を造っていこうではないですか。

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