モンクの「叫び」

　色々なところで色々な人と話をしていると（大概飲みつつ），ふと気になることがある。
冗談めいて言ったその人の一言に妙に「憎しみ（というか恨み）」がこもっているんじゃないかな？と思えるということ。
基本的に「ガス抜き」というのは必要だけれど，何故かそういう人はいつも誰かの文句を言っている（実際，自分もそんな時があったと思う）。
本来は，そういうのを聞く役の人がいて，ちょくちょく「ガス抜き」をするのが大切なんだと思うけれど，文句を言ってばかりの人は，妙に人を囲っていたりする。
親友の１人の母親が，彼に言った一言の中に「派閥を作ってはダメ」という言葉があったらしいんだけれど，最近は「亀の甲より年の功」的に，「ふ～む，なるほどなぁ」と感心したりする。
自分も昔，ある人に「人の意見を聞ききった後なら人は自分の言うことを聞いてくれるものだよ」ということを言われたが，結局はそういうことなのかなぁ？と思ったことがある。
何時も書くように，自分が良く喋る方なので，何時も人の話を途中で遮って喋ってしまうことが多かった（イヤ，今も充分多い…）。
それでも（←これも「でも」の一種かな？）その話をされた後からは，自分なりに出来るだけ相手の話を聞いてから話すように心がけているつもりだが，やっぱり完璧にそれが出来ているとは言えないと思う。
文句を言いたい人にも色々と事情はあるのかも知れない。
誰にも少しはそれぞれに色々な「こと・もの・ひと」に文句はあると思うけれど，それを言う相手を選んで，自分で「ガス抜き」をすることが出来るようになれると，もっと気持ちよく生きられるのかとも思う。
人によっては，文句を言いたい時には，その「こと・もの・ひと」に直接文句を言う人もあるかも知れない。
そっちの方がまだ健全なのかな？
いずれにせよ，自分も含めて，色々な人と気持ちよく語りたいものだと思った。

　皆さんは，気持ちよく語っていますか？


※何かちょっとマジメ系が多いなぁ…この頃