- 名前
- みえだ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 熱中症で怠くて仕方ない精神科医ですが、お悩み何でも相談して下さいね♪そして私の話しも...
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ヤキモチ
2011年07月27日 22:59
帰宅するとすでにさえぐさ君がいた。
『夜勤明けでずっと飲んでたっすか?まったく…』
『いいじゃん、いつものことだし』
『今日、先輩に会ったら、薫と楽しくお茶したなんて、まるで自分の女扱い』
この先輩こそが、昨夜密会?した私のオペの執刀医の吉野君だ(ウラログ参照)同期で今でこそ違うが、ずっと配属も同じ。遡れば大学から一緒。よくスキーやジンギスカン食べたっけ(札幌だったので)
『吉野君には会ったよ。腐れ縁だからね』
『俺、心配なんすよ。先輩も薫ちゃんを好きだし、昔からの顔見知りだし』
『ヤキモチ?大丈夫、何もないから』
内心ドキドキしながら言ったが、吉野君が何も言ってないことを願うだけだ。
『本当?』
『何ビビってんの?』
やっとさえぐさ君は安心したようだ。私も安心。
『ほら、元気出して!』
『うん!でもここだけの話し、先輩かわいそう。札幌から一緒なのに、何もなくて』
彼の顔は笑いを取り戻したが、私は純粋には笑えなかった。
学生時代の記憶がつい最近のように甦ってきた。同じ病院に勤務することになった時、冗談で結婚しようと言ってた時もあった。
『薫ちゃん、何考えてるんすか?』
『懐かしいなぁと思って、笑い話』
『教えて!』
『内緒』
このデジログへのコメント
先に裏読みましたが結構どきどきの続きがあるんですね
ドラマみたいで次の展開が楽し…いやばれないほうが
それじゃあ 素直に笑えないよね??? 彼氏にばれないようしてね!!
そう言えば、遠距離恋愛の彼氏の話聞かなくなったが、切れてしまったかな?
> kanesaさん
友達が長い間続くと、なかなかそれ以上にならないですね。そう言った意味で、さえぐさ君は大丈夫ですね
> たんちゃんさん
こうなったら、隠し通すしかないですね
> みちぼ-さん
確かに。気付いてみたら、自然消滅してますね。さえぐさ君パワーでしょうか
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