- 名前
- Shun-ICHI
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- ♂
- 年齢
- 35歳
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- 東京
- 自己紹介
- 2015年5月10日、リニューアル~ログ再開!! どうも、Shun-ICHI=シュン...
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片想いの1mm先へ
2011年06月13日 01:49
失恋のきっかけに変わった、「恋愛に関する習慣」8パターン
~無意識のうちに「相手の姿(ポイント)」を探さなくなった~
https://www.youtube.com/watch?v=wj103PUDo5k
好きな時は確かに、余計なメールが多かったな。別にその人に聞かなくたっていいわけだ、その人に行くまでに他の人がたくさんいるんだから。
アピールのひとつでしてたことのひとつだな、それがなくなった、無理にアピールする必要が。二度目の告白なんて考えてないからだ。
少しずつ、「友達」っていう平熱まで体温下げるように、解熱剤を飲むだけ。
さすがにもう時間が経ったから完治したけれど、治療中にその人のつけてた香水をふと嗅いでしまうと、解熱剤の効きが悪くなるようだ。
なんとも言えない虚無感がありました。鼻詰まりがあればよかったのに。
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友達の話をしよう。大学にきてからできた、そこで会った友達の話。
僕が会った時はなんというか苦手なタイプだった。妙な茶化しがあって、何て答えたらいいのかわからないような。
まだ僕の言葉のキャパが少なかった時だからなおさら。切り返しが下手だった時の話。
バスケ部に入ってて、やんちゃな男子という感じの人だった。
でも話してみると、ゲームの話とか、アニメの話とか意外性があってすぐ仲良くなれた。
僕に対して、アニメ文化はそいつが持ってきたと言ってもいい。その時のそいつは女っけが全くなかった。
部活一筋って感じで、いつも男友達とつるんでいて女友達もいなかった。
勉強しに行く時もバイクで、バイク野郎仲間といつも遊んでるやつ。
仲良くなる中で知ったのは、高校3年生から付き合ってる彼女がいるということだ。
それが初めてできた彼女で、1コ下、だから僕らが大学1年の時、まだ高校3年。
地元を離れて一人暮らしをしてるそいつは週末、地元に帰って彼女と会う。
彼女がいればそれでいい、余計な女友達なんていらない。
それだけその彼女のことが好きで、まっすぐな一途な気持ちは無関係な僕にもすごく伝わってきた。
出会った時の話から…高校で1コ下、ってことは部活は一緒だったのか??
いや、食堂で一目ぼれして声かけたんだ、ぎこちなく喋って、じきにぎこちなく連絡先を交換ができて、ぎこちなくお出かけした…。
そういう苦難があって、初めての彼女にすることができた、初めて彼氏になれた。
そういうプロセスも、楽しい過去もすごく伝わってきた。
だから、それからしばらくした時の「終わりゆく雰囲気」もすごく伝わってくることになる。
その彼女に好きな人ができたんだな、そいつよりも。週末にしか帰らない、帰れないから彼女は寂しかった。
寂しい気持ちのスキマに同じ高校の人が入ってきて、そっちの方が好きになってしまったんだと。
ちょうど僕がそいつの一人暮らしのアパートに遊びに行ってたときに言ってた話で、そいつは号泣してた。
僕は別にその彼女に会ったこともないし、この2人の付き合いをしらないし、言ってしまえばお前とも2ヶ月前に初めて会ったばかりなんだ。
でも、なぜか悲しい、すごく悲しい、そいつの表現が上手いんだ、だから知らないプロセスがすうっと、こちらに入ってくる。
でも、たぶらかした男を何かいうわけではなく、かまってやれなかった自分自身を責めているのも、僕は心に何か来た感じがした。
週末しか帰れなかったから、寂しい思いをさせた、と。
それから毎日、はたからみてもわかるくらい、落ち込んでいた。常に青ざめていて、そこに本来のチャラさ、明るさはなかった。
大学を休むことも多くなった、あまりにツラそうでかわいそうになったので、アドバイスをした。
「今までと同じ生活してたら、そこに彼女がいない違和感が確実に悲しさを誘発する。だから、忘れるために生活を変えてみろ」と。
何も手に付かずできないなら、いいだろう、体を動かすのも悪くない。でもバスケ以外でなんかないかい??
じゃあ、中学から高校の時にかけてやってたテニスを再開してみようかな??
じゃあ、バイクもしばらくやめるわ、彼女を乗せてたから思い出してしまう。
テニスを始めた、もともと明るくてスポーツマンだから向いているだろう。
男子・女子が活動日の違いで完璧に分かれていたバスケ部よりも、コートを並べ、同じように活動するテニス部の方が男女の関わりは多かった。
だから、ほとんど女友達がいなかったそいつは入部して、どんどん同じ学年の女友達だったり、先輩だったり、後輩の女友達ができた。
実習期間を越えてしばらくした時だから…入部して2ヶ月くらいだったか??
そいつに彼女ができた。
同じテニス部の一コ下の子、同じく下宿していて同じアパートでないにしろ、大学の帰り、部活の帰りに一緒の方向だから歩いて話しながら帰っていた。
それで仲良くなったらしい。
僕はこれまでのそいつの流れを、恋愛歴史を身近で見て知っているから、自分のことのように嬉しかった。
失恋してウダウダして、つぶれているだけの毎日、つっぷしているだけの毎日だったら、訪れなかった「今」。
テニス部に入らなかったら、ましてや1コ下の後輩と出会うこともなかった。
バイクに乗って道路を走っていたら気付かなかっただろう、歩いて一緒に細い道を通って帰ったから、ある「今」。
あえて、「奇跡」っていいます。
すごいと思うんですよ、自分のことを好きになってもらうって、そんな人と出会うって。
そいつなりに頑張った努力もあろだろう、運もあるだろう、明るくて面白い、そこそこイケメン。
結果からみればある種の必然のようにも見えるかもしれない。
でも、出会いの奇跡をつくづく感じました。こういうことってあるんだな。
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