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ハラスメントシリーズ★キュートなD実ちゃん。その実体は…

2011年02月28日 00:50

N田さん達との夕食会の次の日、東京に来たんだからと、A団体オフ会に参加した。

A団体はネット上で交流がある人が増えてきたためオフ会を開催することにしたようである。東京本部に行くのを躊躇う人も外で会うならOKという意見が多数あったらしい。

その日も暑い日だった。私は汗を拭き拭き公民館へと入っていった。

人数は20人ほど。
なかにはネット上で言葉を交わした人もいて、D実ちゃんもそのなかに入っている。私とD実ちゃんがA団体GPで交わした会話から予測されたことであるが、D実ちゃんは服役経験もあり、色々と厄介な人生を歩んできた人らしいなと考えていたが的中だったようだ。


私が会場に入り、代表に挨拶。
代表が「ゆりさん、久しぶりだね。元気にしていた?昨日から東京だったんだってね。あ、D実さん」と声をかけると、傍らから角刈りの男性が近づいてきた。

中背でがっしりした体つき、澄んでいて綺麗だが座った瞳、
大きな金の腕時計とこれまた大きな金の指輪
一見して(只者ではない)の雰囲気である。

代表はD実ちゃんに話しかけた「この人がゆりさんです。貴方と色々会話したようだけど、彼女は理解力が大きいからきっと貴方の支えになってくれると思うよ」と。

私もD実ちゃんの目を見て挨拶した。
「ゆりです。D実さん、はじめまして^^」と言うと、
D実ちゃん曰く「D実さんじゃなくて、D実ちゃんと呼んでください^^。だってD実はみんなのアイドルだもん」と何ともキュートおっさん、いやいや、男性だったのである(@@)


それからの時間は代表を囲んで、参加者の方々の質問や希望の時間。

私は以前からA団体を知っているから特に疑問もないけど、
以前、A+B団体に所属していて、12年前の暴行脅迫事件以来離れていた人や、最近知った人からは色々と疑問が生じるものだなと実感。多くの人と交流したいという目的は何なのか?これからどういう方向に向かっていこうとしているのか?

代表曰く、「原点に戻ったのです。元々、A+B団体は心の悩みをかかえた人を救おうと立ち上げられたNPO団体。それがどんどん逆の方向に行ってしまった。かえって悩める人を増やし心の傷を深くしてしまった。多くの人に迷惑をかけた。改善贖罪の両方で進んでいきます」と。

オフ会の後、D実ちゃんと私は話がはずみ、近くの喫茶店お茶を飲んだ。

D実ちゃん曰く「ゆりさんのことはA代表から色々聞きました。10年くらい前にA代表のHPを見つけてそれからの仲だとか。あの頃の私はもうムチャクチャだったですよ。殺されそうになったり、逆に相手を殺しそうになったり。でも殺されなくて良かった。人を殺さなくて良かった。傷害で2年間服役はしましたけどね^^」と。

私が「D実ちゃんがA団体に近寄ったのはシンパシーですか?A団体と自分とが同じように反省を念頭においているから」と尋ねると、D実ちゃんの表情から笑いが消え真剣なまなざしとなったのである。


D実ちゃんは静かに口を開いた。
「ゆりさん、実は私は12年前のA+B団体が起こした暴行事件被害者息子です。一時はA代表や現在のB代表を襲撃しようかとも考えた男です」

(ウラに続く)

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