- 名前
- 祐介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 川口市に越してきて一人暮らしをはじめたものの、全くの新天地で友達がいない生活にも倦ん...
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恋愛履歴書(小学校5年)
2005年07月09日 00:50
「学園天国」にも歌われているように、小学生にとって教室における席の位置というのは、学校生活を送る上で非常に重要なファクターになります。
僕が小学5年生の頃、僕のクラスでの席の決め方は、最初に全員教室から出る。まず男子が教室に入って自分の好きな席に座る。次に女の子と入れ替わって各自好きな席に座る。で、最後にご対面~(パチパチパチ)となるわけです。
その女の子はいつも同じ席に座っていました。
視力の弱い子で、必ず一番前の席。その子のことが気になっていた僕はいつもその子の隣の席に座るようにしていました。
僕の視力は2.0。しかも当時、学年でトップクラスに背の高かった僕が一番前の席に座るのはあまりにも不自然なわけです。
でも僕はその子が一番前に座っていても時々黒板の文字が見えなくって、隣の席の僕に聞いてくれるのがとても好きだったのです。
ただそれだけのため。ただそれだけのこと。
最初のうちは偶然程度で済んでいた席の位置も二度、三度と繰り返されると当然女の子の側にも気づかれるわけです。
ある日、直接その子じゃなくてそのこといつも一緒にいる友達の女の子ににやにやしながら「どうしていつもそこの席なの?」と聞かれてしまいます。
返答に困った僕は多分「いいじゃん別にそんなの。」とか言ったように思います。
そういわれた次の席替えの時、僕はいつものその席を選ばないでずっと後ろの席を選びました。
正直言ってその頃の僕にはまだその気持ちが恋愛感情の芽生えだということすらわからなかったのです。だからそう答えたのもごまかしではなく、本当に自分でもよくわかっていなかったのです。なんとなく自分のことを頼ってくれる人のそばにいたいと思っていただけ。
それでもこの頃からかつて僕を好きだと言ってくれた子に対して自分のしたことの酷い様を自覚することになります。
その女の子にとってトラウマになりそうというコメントを頂きましたが、結局のところそういう返事をしてしまった僕にとってもトラウマになっています。自分はきっと関わっていく人をいつか傷つけていくっていう意識。それは僕の人生観に今も大きな影響を及ぼしています。
だからといって僕がしたことが軽減されるわけでもないんですけどね。
さて、僕がきちんとこれこそが恋愛感情だと自覚するのは、僕が中学生になってからのことです。
男兄弟の中で育って、優等生で、恋愛事に触れる機会を持たなかった僕は非常に恋愛に疎いまま育ってきてしまいました。その傾向からは今でも抜け出せなくって、最近もまたチャンスを失ってしまいました。
ずいぶん長くなってしまいました。
くだらない独白を読んでくださった方ありがとうございます。
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