- 名前
- たまゆき
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 都内で会社経営しているクマのプーさんみたいな奴です。 基本怒りません。癒し系です。ド...
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ちょっと良い話6
2010年11月24日 09:41
とても良い日記に遭遇しましたので紹介します。
その日記を書いたのは「笹田雪絵」さんという中学生の女の子。
雪絵さんは、MS(多発性硬化症)という神経性の難病に冒されながらも抜群の感性と表現力でたくさんのファンをつくられたそうです。
以下、彼女の日記の一つをご紹介します。
「ありがとう」
私決めていることがあるの。
この目が物をうつさなくなったら目に、そして、この足が動かなくなったら足に「ありがとう」って言おうと決めているの。
今まで見えにくい目が一生懸命見ようとしてくれて、私を喜ばせてくれたんだもん。
いっぱいいろんなもの、素敵なもの見せてくれた。
夜の道も暗いのにがんばってくれたんだもん。
足もそう。私のために信じられないほど歩いてくれた。
一緒にいっぱいいろんなところへ行った。
私を一日でも長く喜ばせようとして目も足もがんばってくれた。
なのに見えなくなったり、歩けなくなったとき「なんでよー」なんて言ってはあんまりだと思う。
今まで弱い目、足がどれだけ私を強くしてくれたか。
だからちゃんと「ありがとう」って言うの。
大好きな目、足だからこんなに弱いけど大好きだから
「ありがとう。もういいよ。休もうね」って言ってあげるの。
たぶん誰よりもうーんと疲れていると思うので・・・・。
でもちょっと意地悪な雪絵はまだまだ元気な目と足に「もういいよ」とは絶対に言ってあげないの。
だって見たいもの、行きたいところ、いっぱいあるんだもん。
今までのは遠い遠い未来のお話でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2003年12月26日、雪絵さんは亡くなったそうです。
誰の人生の中にも、他人がわかり得ない、つらい出来事があります。
しかし、彼女はそのつらさの極限のさなかにありながらも、前向きという言葉が陳腐に聞こえてしまうほど、日記を読む人に、勇気と元気を与えてくれています。
彼女のことを思うと・・・・私も人に勇気と元気を与えられる人間にならねば・・・
という気持ちが心の底から沸々と湧いてきます。
このデジログへのコメント
> るるらさん
少しでもお力になれたら幸いです、感謝の気持ちはいつまでも忘れないでいたいですね。
勇気と元気をありがとうございます。私も頑張ります(^-^)
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