- 名前
- あき
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- 機械いじりが大好き。AV機器は良くいじりますよ。根っからの技術屋さんです。あとは気分...
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お気に入りのゲーム
2006年07月12日 15:26
なんといっても、age(アージュ)という会社の「君が望む永遠」です。18禁物なので詳しく書けませんけれど、ストーリーが濃くて、音楽もいいし、最後はハンカチが必須です。詳しく知りたい方は、ネットで検索した方が早いのではないかと思いますし、アニメ化されて放送された地域もあるので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
鳴海孝之(主人公)はとある付属学園に通う3年生。そして、彼の大親友であり、とても優しく世話好きなんだけど彼女無しの平 信二、クラスメイトで、将来はオリンピック選手間違い無しとまで言われるほどの水泳部所属の速瀬水月、3人は、異性を意識しないでいいほどの仲良しで、いつもバカ言ったり、楽しい学園ライフを送っていた。
ある日、水月の1年の頃からの大親友で、内気で、ちょっと天然入っているけど、とても可愛いく、尽くすタイプと言った感じの涼宮遙を紹介される。彼女は絵本が大好きで、将来は絵本作家を夢見ていた。
こうして4人組になった仲良しグループは、相も変わらず、楽しい毎日を満喫していたのだった。
だがある日、水月から、大事な話があるから、学校裏の丘の上の木のところまで来て、と誘いを受ける。まさか、大事な話って、水月が俺を…?と思いながら、放課後木の下へ向かうのだった。
ところがそこへ現れたのは、水月ではなく、遙だった。なーんだ、君も水月に呼ばれたの?等と他愛もない話しをしていると、「私、鳴海君のことが好きです!付き合ってくださいっ!」と遙から突然の告白。「全部知ってました…この場所が鳴海君のお気に入りの場所だってことも…1年の頃からずっと大好きでしたっ!」勇気を振り絞り、思いを全て打ち明け、返事を待つ遙。1分1秒が長い…永遠とも思える時間が過ぎ、孝之の出した返事は、「いいよ、付き合おう」。長年思い続けて来た願いがかなって大泣きする遙。こうして二人は付き合うことになったのだった。
その夜、孝之の部屋に水月から電話。「返事…どうしたの?」「付き合うことにしたよ」「そっか…付き合うことにしたんだ…」なんだか複雑そうな、水月の声。そして、夜は更けていく…。
しかし、付き合い始めて、かなり経つというのに、二人は未だに一緒に下校するだけ。会話もかみ合わず、どことなくぎこちない。並んで歩いても、遙の方が追いかけていくような感じだ。そんな仲をじれったく思った、信二と水月。ある日、孝之に食ってかかる。「なんなだよお前ら!付き合ってるんじゃないのか?」「遙はね、あたしの大親友なんだからね、いい加減な気持ちで付き合って欲しくないのよ!」二人から攻撃を受ける孝之。「お前ら全然分かってねぇよ!」そう言い放ち、孝之は一人塞ぎ込むのだった。
その晩、遙から電話が。「私のどこが好きなんですか?」「ゴメン、分からない…」「うっうっ…」涙でもう言葉にならない遙。そのまま電話は切れてしまう。
孝之の本心は、「誰も傷付けたくないから…遙と付き合うのを拒んだら、水月との関係もギクシャクするだろうし、そして何より、目の前の遙を悲しませたくなかった…」というニュートラルな気持ちからだった。だから本当に好きで付き合っていたわけではなかったのだ。
何となく気持ちがすれ違っていく孝之と遙。いつしか、顔を合わせるのさえ、避けるようになっていた。全員が納得いかない…と言った気分で数日が過ぎ…ある日、孝之は、水月と話をする機会があった。「あたしさぁ、孝之と友達になれたのって、遙のおかげなんだ」「え?」「1年の頃からね、遙、何度も告白されたんだけど、全部断ってきたんだって。それでさ、孝之のことが好きって聞いて、あたしが友達になれば、遙もきっかけが出来るかなって、最初はそんなこと思ってた。でもいつの間にか、バカやってるのが楽しくってさ、孝之達くらいなんだよ、こうやって普通に付き合ってくれるの」水泳期待の星は、いつもクラスから浮いていたのだ。「だから、こうやってバカやっていけるのも、ぜーんぶ遙のおかげなの」孝之はこの時初めて、壊したくないと思ってきたこの関係が、遙のおかげなんだと知る。1年の頃からずっと見続けてくれて…こんな素晴らしい仲間を与えてくれたのは遙だったんだと。いつしかニュートラルな気持ちは、恋へと変わっていくのだった。
数日後、駅のホームで、遙を見つけた孝之。「ついてきて」。もう居ても立ってもいられなくなって、不安そうな彼女の手を引き、学校裏の木の下へ。この木の下で告白したカップルは、幸せになれると言う伝説は有名な話し。「大事に話があるんだ」「嫌ですっ!嫌われても構わない、でもでもっ!言葉にされたら、私…」それ以上は言葉にならなかった。「ごめん、俺、君のことが好きです。付き合ってください。今更だけど、時間を戻せるなら、あの頃からやり直したいんだ!」…「いやっ!時間を戻すなんていや!やっとその言葉が聞けたのに、例えどんな時間でも、私にとっては大切なの…。だから戻すなんて絶対いやっ!」
こうして、二人はやっと想いが通じ合い、本当のカップルになれたのであった。
それから二人は頻繁にデートに行くようになり、どんどんその距離を縮めていく。
そんな夏休みも終わりに近い8月27日、信二と会うため隣町まで行った孝之。「俺、白陵大へ行くことにしたんだ」「マジかよー?涼宮か?」「まぁな」「そっかー頑張れよ」真剣に将来についても考え始めた孝之。今日は遙と、絵本作家展に行く予定なのだ。じゃあ、と信二と別れて、大急ぎで駅へと向かう。その途中、偶然にも水月に出会う。「あれ、お前こんなところで何やってんの?」「実業団の見学よぉー」「そうか」「これからデート?」「うん」「そっかぁー、うらやましいな」「そうだろそうだろ?そんじゃ、そういうことでな」「孝之!あのさっ!…実は…今日あたしの誕生日…なんだ…、サイフピンチにしてみる気無い?」「はぁ?なに言ってんのお前…」と渋々露店に付き合う孝之。「あっこれがいい!」「ちょっ、お前、誕生日にリングかよ…」「あーやっぱダメか、じゃあ、ねぇ……」「これ下さい」「えっ?いいの」「欲しくねぇもんもらっても嬉しくないだろ?その代わり10倍返しな?」「ありがとう!ずっと大切にするね」…水月がそのリングを左手薬指にしているのを孝之は気付くことはなかった……。
遅刻して駅に到着した孝之。「でもこれで許してくれるかな」長く探し続けていた、想い出の絵本を孝之は偶然にも見つけたのだった。
しかし、そこは異様な光景だった。そんな光景が気になりながらも遙を捜す孝之。おっかしいなぁ、怒って帰ったのかなぁ…その横をサラリーマンがすれ違う。「おい、あれ女の子だろ?可哀相になぁ」ふと聞こえた会話から、心配になり必死になって捜す孝之。「おーい、はるかー!」いくら捜してもいない。不安を隠しきれず、人混みをかき分けて、なおも捜す孝之。人混みが途切れたところで、孝之が見た物は…滅茶苦茶になった電話ボックスと、いつも遙が髪を結わえているリボン、そしておびただしい血。そして、近くの警官の無線の声が聞こえてきた……。
…「えー、遺留品の生徒手帳の写真にて、本人と確認。被害者氏名、白陵大付属柊学園3年、…涼宮…遙……」…
その後、遙は事故のショックで目を覚まさず、毎日欠かさずお見舞いに行く孝之も、日に日にやつれていく…。1年を過ぎた頃、ご両親から、もう見舞いに来なくてもいいですから…と告げられ、心にぽっかりと穴の開いた孝之。大学進学も諦め、ファミレスでバイトをして過ごす毎日を送っていた。そして…、孝之の心の隙間にすっと入り込むように、水月は孝之と付き合い始めていたのだった…。
3年後、遙が目を覚ましたと連絡を受ける。どうしても孝之に会いたいのだといっていると言うことも聞かされた。そして、孝之の見た人物は…
一時的な記憶障害で、3年前のまま、時が止まっている遙だった。水月とも付き合いながら、3年前の彼氏を演じる孝之。二人の間で揺れ動く孝之は………。
で、どちらを選ぶか?と言う(他にもエンディングがあるマルチエンディングですけど)、ある意味究極の選択を迫られるのですね。親友同士のどちらとも付き合ってしまった孝之は、本来持っている誰も傷つけたくはないんだ、と言う心を持っているが故、どっちつかずの行動を取ってしまいます。
大体ストーリーは分かっていただけたでしょうか?下手ですみません。一応これで終わりです。この主題歌の「Rumblinghearts」という、栗林みな実さんの歌う歌が大好きです(遙役もやってます)。もちろんこれだけ聞いているわけではないですけれども、もう何年も聞いてますね。ゲーム自体も古いですし。もしプレイする機会があったら、是非やってみて下さい。鬱になること間違い無しです。まるで昼ドラです(笑)
でもラストは感動が待っています。泣かずにはいられませんね。もう何十回プレイした事やら。同じストーリーを何度もやっていくんですよ。そのうち感情移入して、孝之になりきってしまうんですね。
ほかにもこの会社のゲームとしては、「マブラヴ」「マブラヴオルタネイティヴ」という物があります。これもやってみると、さらに泣けます。時間かかるので、大変ですけどね。
ゲーム紹介で、日記にすらなっていませんが、僕の人生を変えたとまで言いきれるゲームですので、下手ながらも書かせていただきました。ライトノベルも出ていますので、そちらを読むのもいいかも知れませんね。
さて次回は、全然変わって、頭痛の話しでもしようかと思います。ではまた次回。
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