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夏マンガ
2010年07月19日 11:23
これの前に書いたログで、
この時期になると思い出すマンガ作品が数点僕にはあります。
多分、学生の頃夏休みを何もせずボーっと過ごした時間が多いからなのではと、
自己分析、してみたんですけどね。
夏の日差しは好き。夕立も好き。ただ、夜になっても蒸し暑いのはいつまで経ってもイヤだ。
夏の元気よさは素敵だけど、それに自分のモチベーションが追いついてないと・・・遣ってられない。
さて、
僕が好きなマンガの紹介。
昨日、読み返していて、このマンガを自分が紹介して良いものか少し悩みましたが、
ここは、デジカフェ。好きなように紹介させていただきます。
上條淳士大先生の作品「SEX」の紹介。1~7巻(完結)
上條さんの作画は割と有名で広告なんかにもよく起用されています。
最近の自分の記憶では河合塾の宣伝で使われていたような?
なのでご存知な方も多いかと思います。
ま、若者描けば素晴らしい方ですね。
白と黒だけでこれだけ描かれたイラストは10代~20代前半のデザイン好き、イラスト好きにはキラキラした存在のハズです。
僕がこのマンガを好きな理由として、
好きな街が物語の背景にあること。
これだけで、どれだけヤクザな内容のストーリー展開でも、
たちまち許容範囲内になってしまいます。
主要な登場人物はユキ、ナツ、カホの三人組。ナツとカホは高校生だがユキは全てにおいて不詳。多分20代前半。
他には立ち振る舞いが完全に武士の沖縄ヤクザのヒガ。カホの友人で実はメジャーなモデルのチギラ、チアキ
、通う高校のヤンキーのナカジマ君に磯野君。女殺し屋のユキ等など。
上條さんは、自分の漫画に時の人を登場させるのがお好きなようで、
菅原文太さんや江口洋介さんなんかも出てきたりしていますね。
他の作品にもモデルのユアンやサエキケンゾウなんかも登場してます。
話に出てくる街については那覇、福生、横須賀を中心に吉祥寺や多分、国分寺?なんかも少し出てきます。
僕はたいしたことも無い理由から福生は好きな街の一つだったりします。
日本でありながら、何だか東南アジアやアメリカのローカルな町の雰囲気が事の他好き。
無断で、バシバシ米軍ハウスの写真を撮りまっくた記憶がある様なない様な・・・。
横須賀も同じ理由で好き。
好きな季節は、漫画と同じ夏!。
マンガに出てくる福生はトーンを使わず白と黒だけで細密に描かれています。
(確か、印画紙でこんな感度のヤツあった筈。モノクロフィルムで焼き付けるとグレートーンを
出さないのが特徴のヤツ。名前忘れた)
国道16号と横田基地からJR福生駅、東福生駅までの実際の地理とマンガに出てくる地理はほぼ正確です。
ただし、主人公たちが住む米軍ハウスはモデルになった建築は実在だけど、あの場所ではなかった筈です。
さて、このマンガ、作中で描かれているのはまだ携帯電話が普及していない80年代後半~90年代初頭あたりです。
僕的には、話の内容は面白いは面白いのですが、
連載期間中に夢中になった訳は友達に教えて貰ったのもあるけど、
先ず、
・絵が綺麗。当時のマンガで定番だった切れ長一重の美形キャラは少し崩れると目も当てられないと思うが、それが無い。
そして、
・当時理解し切れなかった登場人物たちのセリフ廻し。
(Aという問いかけに対して普通、BかCを読んでる方が想像してもRの返答だったり)
・在日米軍の基地内部なんて見ることもないと諦めていたのにこの漫画には数カット出てきた。
それだけで、充分僕は充分。何より、リアルな福生にロックとアナーキズムな話を持ち込むアイデアが好い!
これ以上求めるなら、大友克弘さんや松本大洋さん辺りに求めます。
昨日、読み返していてセリフ廻しは殆んど理解できて、漸く、話の筋が分った次第。アホですね。俺。
(返答はRではなく、B’、C’’だったのだ)
話の大筋が分った所で、100%手放しで認めることが初めて作品に触れたときより自分的に少なくなってる事に
気が付いた訳ですが・・・。
(だって、拳銃の弾丸から火薬だけ集めて作った爆弾を高校生同士の喧嘩で使ったり、
米軍の新型拳銃のトライアルモデルを韓国マフィアに横流ししたり・・ですよ?)
自分も、気持ちの上で随分丸くなったもんだと思う次第。
福生か・・・。
良いすねw。
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