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インレタ
2010年06月13日 09:45
もしかして、絶滅危惧種?
栄のメジャー所の画材屋さん、ハンズ辺りを探し回ってやっと見つけたのは地元の文房具屋さん。
つい最近までメジャー商品だと思っていたのに
今や、基本は在庫のみ、或いは取り寄せが一般的になってしまっているらしい。
この様子だと、インスタントレタリング知らない人もいるかもしれない。
インスタントレタリング
フランクリンやサンセルフをはじめ今、フォントと呼ばれるちゃんとレタリングされた活字体がポリエチレンで塩ビ板に印刷されていて、
塩ビ板には活字体部分にも糊がコーティングされた文字やシンボルマークの転写シールの事。(ドライデカールとも言う)
使い方。
転写シールなので裏側から文字がちゃんと読めます。
1.
転写したい場所に転写したい文字や柄をちゃんと読める側、つまり裏側から当てます。(この時、転写したくない柄や文字は極力触らない)
2.
転写したい文字や柄の部分をヘラやボールペンの尻なんかで擦ります。
3.
擦った文字や柄が塩ビ版を通して見て白っぽくなったら、転写完了。
4.
転写した文字や柄を転写先に定着させるため付属の薄紙を当ててその上から満遍なく擦れば密着して定着します。
5.
転写成功!。
インレタが一般的だった、80'後半~90'中頃は主に自分で編集したカセットテープなんかのラベルに良く使われてた。
いまじゃ、パソコンとプリンターで簡単にジャケットごと作れちゃうし
それは、廃れるワナ・・・。
しかしながら、インレタの使い道はこれだけじゃない。
色も、黒と白。メーカーによっては他に赤や金なんかもある。
特に用途は紙面に限らないので
金属板や厚手のアクリル板にも転写が出来たりと家庭用のプリンターじゃどうにもならない素材にもフォントを印字できる特徴がある。
インレタのいいところは、プラモデルのデカールやタトゥーシールみたいにニスの余白が出ない所。
カスタムペイントやネイルアートの時にマスキング剤として使うのも良いかも。
文字の色を予め置いて、
インレタを貼ってその上から背景など、他のレイヤー色を置いて、
頃合を見てインレタを外す。
誰か、実験してレポください?
しかし、インレタが絶滅危惧種とは・・・。
プリンター出力が出来ない場合や白が必要な時は
定規と溝引きと烏口で描けってか?
このデジログへのコメント
> nikkaさん
おぉ!なんて模範的なw。
今時、ちゃんとレタリングできるだけでもエライ!
実は、ちゃんとしたレタリングが苦手です。自分の場合。
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