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道具は大事だけどね
2010年06月05日 10:00
好く目を通すお気に入りに雑誌のうちに、
「Pen」
がある。
今店頭に並んでいる最新号は
僕にとって雲の上の存在の人たちに
現代社会の中でのデザインのあり方を訊いた
インタビュー特集。
インタビューには
エンツォ・マーリ
深澤直人
フィリップ・スタルク
等、著名なデザイナーをはじめ
デザインをビジネスとしてプロデュースしている人、
バイヤーなんかも取り上げられていて
デザイナーのみならずデザインとその環境まで多角的に取り上げているのが今回の特集の特徴でしょうか?
久しぶりに、一字一句逃さず読みたい雑誌の特集です。
今はまだ、目を通している最中なのですが
エンツォ・マーリと深澤直人の俯瞰的な目線に20年前から変わらない
デザインの本質的なスタンスに
自分的には安心を覚えた。
デザインを仕事として、(特に中小企業のデザイン部署なんかにいると)こなしていると、デザインは所詮ビジネスツールでしかないのか?
と言うどうしようもないジレンマに陥りがち。(僕だけ?)
更に、完全に受身だとクライアントの変わりにアプリケーションを触っているだけ。
結局、僕の場合、自分のやり方を貫くには自分の作品を空いてる時間で
充実させる方法を取った。
(ま、いいんだけどね)
尊敬するマーリ大先生は特集記事内で
「目先の新しさばかりを追わない事」
「コンピュータはデザインを纏める上で便利だけど、
発想するための道具じゃない」
「誰が斬新な生ハムやワインを求める?」(←これは、分りやすくて一番うけたw)
と、こんな感じ。
正直、余り好きじゃない深澤直人さんは
「考える前に手を動かせ」
「良いデザインは短絡的に考えると色と形なんだけど、本質的にも良いデザインは色と形」
・・・だそうです。
でも、これらは先にも言った通り、デザインの基本中の基本。
そして、多くのデザイナーにとって理想のはずです。
アプリケーションの操作が速いとか勘違いもはなはだしい。
パソコン好きなら良いデザイナーが育つとでも言いたいのか?
デザイナーを育てたいなら空間の認識に優れたヤツの方が向いてるよ!
これは、僕の意見。
結局、インディペンデントなのだろうか?
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