花は桜…

今、新潟県はちょうど桜が満開です。
青空に映える一面の桜の木。

素敵です。

せっかくなのでちょっと薀蓄を。

桜

バラ科の一種。日本の国花。
主な種類は染井吉野と山桜、大島桜があり、
サクランボは西洋種なので
日本の桜は食べられません。
西洋名はチェリーブロッサム。

古事記では
此花咲耶姫（このはなさくやひめ）が
富士山に種を蒔いたため
「さくら」と名が付けられたと伝えられて
おります。



さて春は桜、秋はもみじ、と言われるように、
様々な人が様々な想いを桜の木と花に
託すようです。

古くは長歌や短歌、俳句、
演劇や歌舞伎、春の舞台には
必ず桜が登場するといっても過言では
ないでしょう。


なにゆえこんなに愛されるのか。

理由はたくさんありそうですが、
あるサイトでは
色々と分析してました。

箇条書きで書くと…

１、色がピンク色一色になること。
２、満開に咲き誇ること。
３、あっという間に散ってしまうこと。
４、必ず春になると咲くこと。
５、青空に映えること。

などなど

私はさらに追加して

６、身近な花であること。

を入れたいと思います。
春が来れば必ず桜が咲きます。
そうすると１年というサイクルを
是が非でも思い浮かばされてしまう。

またこの時期は

卒業式、入学式、入社式など
新たな始まりと別れが重なるのです。
どうしても思い浮かばずには
いられない訳です。

だからアメリカ式に９月にスタートを切らせよう
なんておもう企業や団体さんは
少し思いとどまって欲しいものです。
新たなスタートに対する風情が
なくなってしまいます。

時と共に想いを強くさせる花。
日本人である事を強く感じさせる花。

それが桜。

桜は人の想いの詰まった花びらを
咲かせ、散っていきます。

だから満開の桜は想いの結実の象徴。

青空に満面に映え、夜空にも浮かび上がり、
誇らしげにその姿を見る人の網膜に
焼き付けます。

私もこうなりたい！！

たとえ想いがあっという間に散ったとしても、
咲き誇った事は事実。

奇麗だったね、またいつか叶うといいね。
もう一回頑張ってみたいね…。



花は桜、男は花道…。


桜は今日も
青空、夜空の下、誇らしげな満開の姿を
みせつけ、
私の心を魅了します。

いつか散り往くでしょうが、
その日が来るまでは
見つめていたものです。


ビールと共に、乾杯！！



では、また。