安物買いだが失うものなんてもう...何一つ残ってない！

フォトプリンターと言うものをご存知だろうか？

L判程度の写真をプリントするのに特化したプリンタなのだが、その分デジカメからの出力が簡単でお手軽で、出て来る写真もそこそこキレイ。

それが中古で１４８０円。
...お...お？

おおよそ電化製品につくべき値段では無いんでいぶかしんでよくよく説明を読んでみたがやっぱりそのフォトプリンターで合ってる。
しかもキャノン製、一流メーカーだ。

ううむ。

しかし何故いちおカテゴリー的にはプリンタであるこの商品がこの値段なのか合点がいかないのだがカートには入れる。

商品スペックをいろいろ調べながらもとりあえずは購入ボタンを押す。

そして商品到着。開封。

中古とは思えない程ピカピカで、電源ボタンを押すとヘッドが力強く動いて印刷準備を始める。

おおお、これが１４８０円で手に入るなんて！
やったぜ！やったよ！

勝利の予感に胸を振るわせながら液晶に目をやると今まで真っ暗だった画面に文字を映し出す。

「用紙が入っていません。」

あ、そっか。
カタログによると印刷するにはインクと一体化した専門用紙を使わなければならないとか。

さっそくAmazonにいって注文する。
１００枚入りで2048円。

んー？んー？んー？

なんか本体より高くねえか？
釈然としない、なんか釈然としない、が、このままではフォトプリンターが小気味の良い音を立てるだけの楽器と成り下がってしまう。

しょうがないので購入。ポチっとな。

さて、後は到着を待つだけなんだが、来たらまず何を印刷してみようか。

うーん、うーん。
...特には焼きたい写真は無い、かな？

.....。
いや、来たら考えよう。来たら考えよう。
オレは間違って無い。うん、おそらく間違っては無いハズだ。