- 名前
- しあん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 音楽、映画、スポーツ、ドライブなどなど好きなこといっぱい 好奇心旺盛なことだけがとり...
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Tales of Planet Tecle 3
2010年02月15日 22:29
さて、最低でも一人くらいには期待されているであろうお話の続きです
さすがに誰にも期待されていないと思ってしまうと、先の物語を書き進む気になれないので、せめて一人くらいはと信じて・・・w
って、前置きはいいから始めろって?w
では、お待たせいたしました
毎週月曜更新の「テクル星の物語」の始まりです(^○^)
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第一章 アファレスとウヴァルス
第一話 エノアとイツキス 2
その日イツキスはリリルに言われたとおり両親と一緒にリリルの家に向かった
「イツキス、本当にリリルが私たちにも来るようにと言ったんだな」
とイツキスの父はもう一度イツキスに確認をした
「そうだよ、おとうさん」
いつもはおおらかな母も
「いったい何かしら?」
と、少し不安げだ
「リリルは何も教えてくれなかったよ、おかあさん
とにかく連れて来るようにって、それだけ・・・」
「それならきっと良い知らせだ」
「そうなの?」
「ああ、災いのあるときには必ずその前にリリルの方から私たちの家に来るからね」
「じゃあ、きっと良い知らせなんだね!」
そんな話をしながらイツキスたち家族は小さな丘の向こうにあるリリルの家に向かった
この街ではほとんどの家が丘の一番上に建っている
イツキスの家は街全体を見下ろせる一番大きな丘の上に建っていて
リリルの家はいつもイツキスが本を読んでいる大きな木のある丘を越えたもうひとつ向こうの丘にあるのだった
家に着くとリリルはもう玄関でイツキスたちが到着するのを待っていた
父が
「イツキスがいつもお世話になりありがとうございます
まだまだ子供ですから、ご迷惑をおかけしていなければ良いのですが・・・」
とあいさつすると
リリルは
「とんでもない!
私がイツキスから多くのことを教わっています
いつかごあいさつに伺わねばと思っていたのですが、
私があなたたちの家に行くと、また何か災いがあるのかと不安にさせてはいけないと思い
こういう機会があることをずっと願っておりました」
と笑った
そこで父が
「今日は私たちに何か知らせたいことがあると聞きました」
と切り出すと
「そうです
せっかくここまで来ていただいたのですから
まずは家に入りましょう」
そう言ってリリルはみんなを家に招き入れた
3人に飲み物を出し終えるとリリルは言った
「今日は大事なことをお伝えしなければなりません」
と母に向かって話しかけた
「はい、何でしょうか?」
と怪訝そうに母が尋ねると
「あなたは子を宿していますね」
「はい」
「生まれてくる子供はアファレスだ」
「え?・・・・・・・」
「あなた方の間に次に生まれてくる子はアファレスです」
「・・・・・・・」
リリルの話に両親は驚いて言葉もなかった
イツキスは今度生まれてくるのが弟なのか妹なのかわくわくしていたのに
こんな形で結果を知らされてやはり驚きで声も出なかった
そのあとイツキスは別室に追いやられ、両親とリリルは長い時間話し込んでいた
イツキスはというと、その部屋にあるリリルが書いた本に熱中していたため
待っている時間も全然退屈することはなかった
そして数ヵ月後・・・生まれてきた子は性別のないアファレスに間違いなかった
その子はエノアという名前を付けられ
街中の人に愛されながら元気に育っていく
でも、あの日以来リリルは住んでいた家を出て
どこへともなく旅立っていったのです
そこにいたという痕跡も残さずに・・・そう、街の人々の記憶にさえも・・・
つづく・・・
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この程度の長さだと全然お話が進みませんねw
でも、これくらいのペースでないと僕自身が物語を書き進めていくことができません
あくまでも、素人のお遊びですから大目に見てやってください
っていうか、生暖かく見守っていていただければと思います(^○^)
また、感想などコメントしていただけると、作者がきっと喜びますw
って、作者って誰だよ!ww
音楽は少し長くしました
そして、これから進んでいく物語に沿うように画像を追加し、バックグラウンドに水の流れる音を追加しました
曲の途中からストリングスやハープの伴奏がなくなりますが、意図的なものです
決して手抜きではありません・・・w
前回から約1分長くなっていますので、ゆっくりお楽しみください
https://www.youtube.com/watch?v=HsDORDYBcwA
このデジログへのコメント
> 美空さん
アファレスは何らかの使命を帯びてこの世界に存在している天使のような者だと思ってください
僕だけにしかわからない設定がたくさんあるのでどう説明していこうか悩んでいます
応援よろしく!
生暖かく見守ります*笑*
> ryo-ko.asutarisukuさん
そうそう、厳しいコメントは不要ですw
心が折れてしまうといけないのでね
でも、何も失うものはないので気楽なものですよ
締め切りもないしね!
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