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ウラでは中絶を否定したので
2009年11月10日 15:54
オモテでは肯定してみようと思う。
さて、ウラログを見ればご理解頂ける通り中絶問題は肯定するにはいささか問題のある、少なくとも生命倫理的には全面的に肯定はできない諸問題を抱えています。
コメント返信で書きましたが、優生思想などがその良い例でしょう。中絶に必要な条件などが意味を成さなくなってしまった場合、身体に障害があると分かったから中絶しても良いなどということがまかり通る可能性が問題視されるわけです。
ですが、親心からすれば子どもには健康な身体で生まれて欲しいものです。そこまで優秀じゃなくても良いからせめて健康な身体で、それは普通に願うものでしょう。
同様に生活で苦しめるようなことはしたくないから、それは子どものためにならないという理由もあれば、虐待などが行われるような家庭で育つ可能性などを考えた場合、中絶というのは必要な処置でもあるわけです。
実際問題として、赤ちゃんポストが設置されてからは少なくない件数で利用がされているようです。それだけ子どもを育てられない親が多いということでもあります。
結果を言えば、生命倫理の立場で言った場合において中絶は悪に分類される行為ではありますが、現実問題を考えた場合においては必要不可欠な行為でもあるわけです。
極端に言ってしまえば理想と現実ですね。
まあこういう部分もあり肯定も否定も楽なわけですが、実際このあたりで論争が多い問題なんですよねコレ。特に生命倫理は流動的に変化していくものなので、一概にこれだと決め付けられないのも理由の一つでもあります。
さておき、中絶云々は個々の生活もあるでしょうし自由だと思うわけですが、軽々しくはしてもらいたくないなぁというのが私的感想。小さいとはいえ命ですからね。
それを言ってしまえば動物愛護団体から人間以外の動物云々というツッコミが入るのですけれど、生命倫理の枠は『人間の命』だけに適用されるものなので無視するしかないというね。
しかしあれですよ。
臓器移植の改定は個人的には賛成でした。
たしかに大きな危険性を孕んでいる内容でしたが、それ以上に大多数の命を救う可能性を提示できるものでしたので。足し算引き算を考えれば肯定しかありません。
一人殺して三人が助かるならそうするべきです。
倫理的には問題ですが、現実問題的には正しい答え。
二律背反といいますか、なかなかに難しい問題ですよなぁ。
皆が皆助けられる思想とかそういうのがあればいいなぁと思う今日この頃です。理想万歳。
このデジログへのコメント
> ☆にゃん☆さん
命だけを見るとそういった問題見ませんからね。
実際そういった部分では必要です。
優性論は昔からありますね…人間らしい柔和な対応が必要だと思います。それが欠けるとナチスドイツの二の舞
> 茶菜さん
そういえばナチはそういう感じでしたっけね。恐ろしい・・・。
皆が幸せになればええのに
ジオンもそういう感じでしたよ?(笑)
「貴公はヒットラーの尻尾だな」 息子に対して凄い言葉w
> ゆいさん
そして息子の策略によって和平がアッー!
ガンダムは名セリフ多すぎです。
> masaさん
まったくですな。政治に関しても似たようなことが言えるらしいですが、とりあえず鳩さんは思想を噛み砕いてもいいと思うんだ。
> りんごさん
それがゆえに助かっている部分もあるのかと思います。
完璧に定義付けてしまっては制限され過ぎることもありますから。
できるなら、誰もが納得できる結果が生まれることを願うばかり。
昔と違ってお金無くても子が育つ世情じゃないのが問題かも
> kujiraさん
貧富の差というのもあるでしょうし色々なのかも。
なので理由は複合的にあるのかもしれませんな。
文部科学省には教育の見直しをしてほしいですw
> まりあさん
間違いか否かなんて私にはわかりません。
他の人もそうだと思います。
人にできることは間違わないように生きることだと思うのです。
少なくとも今は、自分が正しいと信じて。難しいです。
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