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真珠の少女

2006年05月20日 00:22

先ほど遅い昼食を摂っていてラジオを聴いていたらオランダの日刊紙「Trouw」誌がアンケートで8000人にオランダ絵画で一番を選ぶとしたらどれか、と尋ねてこういう結果がでた、と報道していた。

1位 「真珠少女」   フェルメール
2位 「デルフトの眺望」 フェルメール
3位 「ユダヤ花嫁」  レンブラント

アンケートの半数近くがフェルメールのものであったとし、ほかに10位以内に入ったのが、ヴァン ゴッホ「烏のいる麦畑」、モンドリアーンの「ビクトリー・ブギウギ」だったらしい。 

さて、あの少女、今はハーグのあの壁に懸っているのかそれとも世界を巡回してどこの壁で観るものの目を自然に惹きつけているのだろうか。 

昨日、真夜中にBBCの番組ボッティチェルリの「春(プリマヴェーラ)」について世界の美術史家、評論家の話を興味深く聴いたのだが、とりわけルネッサンスの現代における意味にからめてボッティチェルリ性的幻惑について面白い話を聴けたのだが、この少女にはその危なげはあっても微かで、ボッティチェルリからは距離があり、日常壁に掛けても、こちらから眺めても比較的安全なのだろうか、このアンケート結果にも納得したものだ。

私であれば何を選ぶだろうか。 今の雰囲気はブリューゲルの「狂女グリート」かも知れぬ。

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