- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- コミンテルンが我が国の歴史を狂わせた。中学校の歴史授業でゾルゲ事件を教えるべし。 我...
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ラッキー
2009年03月10日 22:14
出張ももう四日。本番の仕事は二日が終わり、とりあえず順調なので気持は軽い。
そんな気持ちで同僚と夕食。生ビールと共に食す名古屋コーチンの焼き鳥…
串を楽しみ、〆に鳥雑炊を頼んで器に盛られたそれが目の前に。
ああ、美味しそう。
どんぶりを左手に持ち、さあ食べよう、と思ったところで…
パシャ。
と目の前で異音。
同僚と私はカウンターに座っていたが、どんぶりの陰になって見えなかったものの、カウンターの奥の兄ちゃん達が私の方を向いて文字通り、凍りついている。
何?
と思いどんぶりをずらして見ると…
その陰に、白い卵が一つ。
良く見ると、殻が割れている。
しかし、形を保っている。
カウンターの40㎝ほど上には、食材ショーケースの上に載せられた籠の中の山盛りの卵。どれも地鶏の、由緒正しい生玉子らしい。
その中の一つが、山盛りに積み過ぎたせいで、私の前に落ちてきた、という話らしい。40㎝の落下を経て、割れもせずひびが入っただけで私の前に鎮座している地鶏の生玉子。
カウンターの中の兄ちゃん達は、予想外の事態に私にどう謝ったものか、考えているらしい。その前に、私が怒るか、確かめたい雰囲気。
私といえば…
この高さから落ちて来て割れなかったの? と感心して、私の前の雑炊を眺めて、一案。
息を呑んで私に注視している兄ちゃん達に一言。
「美味しそう。この卵ひび入ったし、もらっていい?」
と言って、向こうが答える前に雑炊に割り入れた。
安堵の表情を浮かべる兄ちゃん達。同僚は笑っている。
私はタダでエクストラ生玉子入り地鶏雑炊を食べられて満足。
ラッキーとはこのこと。
これは明日も、良いことあるでぇ~
このデジログへのコメント
粋ですね~(^^)
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