県庁の星

ある時は冷徹な外科医　

ある時は幼い弟達と暮らす保険屋さん　

ある時は所轄の刑事

そして今は　県庁に勤めるエリート公務員

１９歳のデヴュー作「湘南爆走族」から早１９年！

今も消えず劣らず何故か浮いた噂の一つもないニッポンのトム・クルーズこと織田裕二の最新作！


「県庁の星」（２００６年日本映画）


観てきましたよ～♪＊＾＾＊るん♪るん♪るん♪


“政治は人の上に人を作り　人の下に人を作る”

そんな信条を自分に掲げ、成績もプライドも高いＫ県庁のエリート公務員　野村聡（織田裕二）

婚約者は地元大手の社長令嬢で人生は正に順風満帆

今後は巨大公共事業プロジェクトを足がかりに更なるステップアップを狙っている

そのプロジェクトを前に、県政の目玉である民間企業との半年間の人事交流研修のメンバーに選出され得意満面

しかし派遣先となったスーパー「満点堂」は店員達のやる気もなく客もまばらな三流スーパー

店員達は野村を「県庁さん」と呼び、お客サマ扱い。。。

そんな野村の教育係に無理やり任命されたのが高校中退の年下のパート店員二宮あき（柴崎コウ）

役人のスキルがまったく通用しないのに、スーパーの業務に口出しする彼に二宮を含め皆から不満の声が。。。

野村は、明らかに、完全に、空回り状態。。。

しかしスーパーの実態で自分のキャリアに傷がつく事だけは避けたいと、居心地の悪さにめげず業務改善書まで作成！

でもやっぱり店側から相手にされず、とうとう直接客の目に触れない総菜調理室へと追いやられてしまう。。。

そんなある日突然、野村はプロジェクトからも外されてしまう

そして冷酷な現実が彼を待ち受けていた。。。


まず！とってもステキな笑顔でしょー！？

画像の織田裕二＊＾＾＊

この笑顔に魅了されて早１４年！！

でもいちばん好きな役は「振り返れば奴がいる」の外科医　司馬センセーなんです＾＾；

司馬センセーは最高にクールで最高にセクシー！！

「お金がない！」の萩原健太郎も「踊る大捜査線」の青島くんも大好きだけれど司馬センセーがイチバン！！

知ってましたぁ！？

「振り返れば奴がいる」は三谷幸喜の初ドラマ作品で、もっとビックリなのが、司馬センセーはＣＨＡＧＥ＆ＡＳＫＡの飛鳥涼が演じる事を想定して脚本作成されていたそうです。。。

これは後から三谷さんもＡＳＫＡさんも語っております

確かに司馬センセーＡＳＫＡさんのイメージでもピッタリィ

でも織田さんでヨカッタかも。。。

そういえば織田さんってトム・クルーズの「トップガン」みたいな映画にも出ていましたね

「ナイスガイ」だか「ベストガイ」だかそんなタイトルの映画

そして、役者としての立ち回りもどこかトム・クルーズと似ています

色んな役に挑戦し、その時期旬な女優さんと競演し、長年人気が衰えない！

でもトムと違うのは、歳を重ねる毎に役者としての演技力は断然ヨクなっている！！！

織田さんは、世間から忘れられず、コンスタントに話題作を出し続けていける可能性は充分に秘めていると思うんだよね～＾＾

好きだからあぁぁ！！！（笑）

後世に語り続けられる作品っていうと数は少ないかもしれないけれど。。。

でも頑張って欲しい！

好きだからあぁぁ！！！（笑）

で、今回の役柄（やっと本題。。。）エリート公務員、織田さん青島くんのイメージが強いから冒頭なぁんかシックリこないかなぁ。。。

っと思っていたら徐々にエリート公務員に見えてきました

役に対して凄く細かい所まで丁寧に演じているんですよ

表情にしても、仕草にしても、小道具にしても！

彼の今まで演じてきた役に対する「こだわり」をワタシなりに知ってはいるけれど、そうじゃなくても、エリート意識の高い公務員が、今までのやり方じゃ通用しないって気づき、人間的に柔軟性を得ていく過程をとても自然に演じているのがわかるんですよね

そう簡単にヒトって変わりはしないけれど、「出逢い」とか「環境」や「困難」を克服していければいい方向に変われるんじゃないかって観終った後、思い込まされた様な気がしました

ピュアな気持ちにさせられてしまう。。。
これが織田さんの俳優としての最大の魅力でしょう

ってワタシは思ふ。。。＾＾；

好きだからあぁぁ！（笑）


織田さんの相手役が柴崎コウなんだけれど、ちょっとつっけんどんな感じのオンナノコなんですね

でもやっぱ柴崎コウは笑うとめちゃめちゃ可愛いですわぁ！

ワタシのタイプではないけれど。。。

彼女も作品によって化けるよねぇ。。。
作品によってイメージが違う！（ってワタシそんなに観ているわけじゃないから余り書きません）

あと、妙に気になったのが石坂浩二のスーツ。。。
色がスゴイ！！
これから観る方は注目デス！

ストーリーはとっても地味なハナシなんだけれど、思ったよりヨカッタかな
全てが丸くハッピーエンドじゃないところがねぇ、絶妙でした。。。