- 名前
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- コミンテルンが我が国の歴史を狂わせた。中学校の歴史授業でゾルゲ事件を教えるべし。 我...
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歳末点景3
2008年12月19日 10:09
私の出張ももう終わり。今夜には自宅に戻れるので嬉しい私。そして出張の期間中、食事が外食ばかりになるのは仕方のない話。酒も入るので結果として真剣にメタボ対策を考えなければならなくなる意志の弱いおっさんは私です。
今滞在している都内のホテルはここ数年、年に何度か利用しているところなのでホテルのスタッフにも既に顔を覚えられて常連扱いしてもらっています。しかし今回は直前に予約したのに複数の部屋が簡単に取れたことから判断して、宿泊客減少で苦労なさっている雰囲気。いずこも同じ不況の風・・・
ホテルの中にある和食の食事処をボスが気に入って、来る度にそこに行っている内にここでも顔を覚えてもらい常連扱い。こういう仕事、如何に常連客を手放さないかが生き残りの条件なのは想像に難くないところ。私のような記憶力に問題のあるタイプには出来ないビジネス。凄いなあ、といつも感心します。
ここからが本題。先日、夜までミーティングをしてへろへろになってホテルに戻り、寝るまでにまたメールだ何だで仕事があるから夕食はホテルの中で済ませよう、という話になった際の出来事。忘年会の予約で一杯です、と泣きそうな顔で腰まで頭を下げて詫びを入れる店長さん(これがすぐに出来るところがこういう仕事に携わる人の凄いところ。見習いたいものです)に、今日はちょっと飲んで食べるだけだからあそこのテーブル、予約まで良いですか? と聞いた。1時間ありませんけど良いですか? との返答に、ボスに確認するとそれで構わない、と合意して席に通された。ビールと軽い食事で良い腹具合、・・・となる過程で私の目に止まったある事態。
赤い。
何が赤いかって、出された焼き鳥、腿肉の中心部。火が通っていない。私はいつもこの店で出される鶏肉の品質を考え、今までの実績を考え、自分の体調を考え、そして店の忙しさを考え・・・ 迷った末に生焼けの鶏肉を食べました。食べて店を出てから、生じた後悔。やっぱ焼き直してもらうべきだったかなぁ、これで明日下痢したら仕事にならんなぁ、でも忙しそうだったし、この時期に飛び込みで強引に座らせてもらった私たちだし・・・ としばらく逡巡。
結果的に翌日は平気で、事なきを得ましたが、しかし私には反省が残った。あの時、どうするのが正しい対処だったのか。あれが外国なら、また一見で店の信用度に情報がない状態なら、間違いなくクレームして作り直してもらっていました。しかし今回は一応馴染みの店で、それまでの品質に関する判断材料もあり、とのことで食べてしまった次第。お店には名刺も渡してあるので、仮にあのまま一本だけ串を残して(食事は残さずに食べるのが私の主義です)それが生焼けの肉であることに向こうが気づいたら、恐らく大変に気を遣わせてしまう結果になったでしょう。それは私の本意ではありませんでした。やっぱり幾ら店が急がしそうでも事態を告げて作り直してもらうべきだったかなあ。
皆さんならどうしますか?
と、こんなことで真剣に悩む私はやっぱり日本人だと改めて思う次第です。皆様良い歳末を。
このデジログへのコメント
分かる、分かる…(--;)
悩みます…
作り直してもらわなくても、一声かけておくとか?
店の為、自分の為にも報告するべきでしょう
ホテル内なら部屋まで持ってきてって頼むのもいいんじゃ?
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