- 名前
- ぷくすけ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 和歌山
- 自己紹介
- 27歳の若年寄り^^; 派手さはさっぱりありませんが、 なぜかよく相談相手にされてし...
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尊敬する人
2008年12月16日 12:37
僕が大尊敬する大叔母。
大叔母の性格は豪放磊落。ネガティブとは無縁な人。
苦労を知らぬかのように大きく笑い、常に人を気遣う余裕があった。
・・・でもある面においては誰よりも苦労をしていた。
癌が原因で治療のために行われた手術の回数は14回に及んだ。
14回に及んだ手術で、右の顔、頬骨の肉は一切なく、
いつも顔の6分の1はあるであろう絆創膏を貼っていた。
そこに肉がないもんだから、右目の眼底は凹んで、
目が半分外に出ているかのようだった。
14回に及ぶ手術、その他の治療で、声は常にかすれ、カン高かった。
そんな境遇の大叔母は、自分のそれを経て平然と堂々と言う。
「病気はな、不幸の原因にならんのよ」
大叔母は笑いながらそう言う。
病気は辛い。誰でも辛い。
なった人にしか分からない辛さ。分かってあげられない辛さ。
大叔母はそれを誰よりも踏みしめて、頭でも心でも理解していたはず。
それでも、いや、それだからこそ、大叔母は言う。
「病気は不幸の原因にならない。」
逆境は不幸の原因にならない。辛いから不幸なのではない。
自分を不幸に置いた時、初めて不幸になる。
大叔母は生き様でそれを教えてくれた。
大叔母が亡くなって4年程になってくる。
僕との最後の言葉は
「おい、頑張れよ」と、
その時もなお笑顔だった。
ぼっこりと頬肉に穴が開いているのに、誰よりも笑顔に見えた。
なにか病気をしてますか?
生まれ持ってきたもの。怪我が原因で後から出たもの。
誰か周りで病気と戦ってますか?
不幸じゃないですよ。罰でもありません。きっと。
でも何かを教わることになりうるかもしれません。
戦う方も、支える方も、どんな関わりでも、そこに意味がある。
語れるだけ語ってみましょう。人とも。病気とも。
僕は心から、心から祈っています。
ではでは。
このデジログへのコメント
いいおばあさんですね~(^^)
momokaさん。
ものすごく強くて良い大叔母でしたよ^^
ありがとう^^
りんさん。
それはかけがえのない存在や。
人は助けて助けられたり、
助けられることで助けたりする。
多分その人もりんさんから元気をもらってますよ^^
ありがとう^^
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