- 名前
- 疼
- 性別
- ♂
- 年齢
- 53歳
- 住所
- 福岡
- 自己紹介
- 酒好き。夜更かし好き、でも眠る事がもっと好き。毎日何かとお忙し。おかげでいつもお疲れ...
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火事と野次馬
2008年12月13日 00:53
先日近所であった火事。
消防団員なんで、消火活動。
着いた時(因みに団では一番乗り)には、既に一軒目がほぼ全焼状態。火事に気付くの遅かったんだな。
こちらが水出した時には、お隣に延焼し出している状態。
その家の人なんでしょう、「早く消してぇ~~~!!!」と、泣きながら悲鳴を上げてる。
近所のお婆ちゃんなのか、腰が抜けたようにしゃがみこんで泣いているのを横目にホースから水を出す。
普通は、こういう連中を警察が追いやるものらしい。ただ、消火活動の最初の頃って、警察は来てないことが多い。
退いていて欲しいのだが、こっちはとにかく消す事に目一杯。
「あそこ(隣の家)からも煙が上がってるやん!!早よ、水かけろぉぉ!!!」
窓を割ると、中は凄い炎。
「もう全焼やな。」って思う。
こうなったら、全焼になる事が判っている家の消火と同時に、延焼を防ぐ為に、その隣と接する壁に向けて水をかける。
炎よりも熱の方が怖い。直接炎がこなくても、熱で発火はするから。だから、壁に火をかけるのも1つ、だと教えられてる。
そのうち、他の団員や警察なんかも来て…
なんだかんだで3時間以上掛かって、鎮火。3軒の全焼。
団員、皆ずぶ濡れ状態。体の芯から冷え切ったわ。((´д`)) ブルブル…サムー
中には、仕事帰りのスーツ姿で駆けつけた人もいてた。
その数日後。また火事。
この時は、気付くのが早かったのか、駆けつけた(又も一番乗り)時には、もう火は収まっていて、白い煙しか出てなかった。
水を出す事もなく、「撤収!!」の声を待っていたら、すぐ後ろを通る車の中の若者が、ケータイの写メだか動画だかを撮ろうとしながら、
「もう消えてるやん!!…(´З`)チェッ」
鬼の形相で、睨みつけたわ。
そ奴らは、気付かず去って行ったが…
やるせないわ。
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