- 名前
- sokichi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 70歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 何事も興味を持ち柔らかい頭に保つ、おおらかな性格明るいと思います。
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金木犀
2008年10月10日 10:38
秋晴れの日、実家で植木に水やり・・日向ぼっこしてのんびりしていると、隣のおばさん、その前のおばさん、その隣のおじいさんが声を掛けていく。
いい天気ですね
今日は休みかい・・
一人なんかい・・・。
暫くみなかったねぇぇ・・・。
お茶飲みにおいでぇぇ・・。
なんて・・言って行く。
金木犀の香りが漂う、あの香りはすぐわかる。
サクラの葉が落ちて 掃除がたいへんです。
玄関にドスンという音がしたから、行ってみたら猫が金錦鳥の
篭に飛びついたようで・・僕の姿を見たら、跳んでいった。
布団をほしたり、洗濯した。
梅の木の下に刺し木した菊が伸びて、幹が太く五本も出て伸び出し、背丈は1.4mくらいになって 沢山のつぼみがやっと出てきた。
一昨年の父の三回忌の時の菊を家内が刺しておいたのが一本大きくなった、去年は花が咲かなかったのですが・・・
今年は枝の五本を添え木していったら・・大きく育った。
菊をづくりの職人さんの気持ちが少しわかるような気がした。
金魚の水を替えたり、鳥の篭の掃除をしたり、鳥に水替えをすると直ぐ水浴びをして 気持ちよさそうに 鳴き始める。
父が考えて建てた家だから 廊下が普通より広くなっている。
ここが一番日当たりがよく、母はこの廊下で好きな編み物をよくしていた。
その庭に、コゴメやパンの切れ端を細かく切って蒔いていた。
僕はそれを引き継ぎ、実家に帰ると 第一パンのいびつになったパンを買ってきて、蒔いてあげる。
掃除機をかけて、縁側でコーヒーを飲む。
のんびりとする、こんな時間がいい。
何も考えず・・頭をカラにする・・・・
構えると今度は 煩悩が起こって・・なかなかカラには出来ないものだ。
この日向ぼっこは・・母を想い出し、父を想い出す・・・
すると なぜかいつしか 空っぽになり・・居眠りが出る。
母の、父の優しさに包まれるのだろう。
金木犀の香りは・・・昔を思い起こさせてくれる。
このデジログへのコメント
始めまして♪コーヒーを飲みながら金木犀の香りいいですね(o^^o)
昔の暖かな思い出私もよくログに
> noaさん
のぞいて頂きありがとう。
両親の思い出の家、僕の育った家・・変わりがない家なんですよね。
いつでも 優しく迎えてくれる家なんですよねぇぇ。
味わいのある珈琲がいいですね
> 遥さん
はーい、有難う。ひなたぼっこなんて、今は贅沢になったね。
母との想い出だねぇ。
> ともみさん
親は後ろ盾と言う事、ご近所さん金木犀、皆両親の贈物、ずっと見守ってくれているのでしょうね。
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