何もかもは出来なくても　何かは出来るはず

まとまっていない思考を綴るので

だいぶ読みにくいと思います　長いし

それから一つ

人への批判ではありません

あくまで　自分への事です

怒りっぽい方　卑屈な方

ここから先はご遠慮願います



２～３年前　付き合っていた人と　こんな喧嘩をした

障害のある方々が　車椅子に乗って

何かのチラシを一生懸命配りながら

募金活動をしていた

私と彼は買い物をしに来ていた

彼はそのチラシをもらいながら言った

「ここの街の人たちは冷たいな
　
　誰一人見向きもしやがらない」

私は言った

「あんたも同じだよ

　今から買うジーパンのお金を募金にまわしてから

　そういう事はいいな」

当然　言い合いになった

彼「俺は違う　興味を持った」

私「興味を持っただけで行動しなければ同じことでしょ」

彼「俺は今ああいう人達の役に立ちたくて一生懸命

　　勉強してる。

　　将来そうやって助けになるような仕事するし。」

私「今　人を悪く言うだけで　募金すらしない人が

　　そんなおっきな事できるわけ??」

彼「俺は今日お前と楽しく買い物したくてわざわざ

　　こんな遠いトコまで来てんの！

　　募金したらジーパン買えなくなるじゃん！」

私「あの人達は募金活動してるんだよ??

　　知ってほしいだけならチラシ配りしかしないよ

　　金銭的に助けが必要だから募金活動もしてるんでしょ??」

彼「なんだよおまえそれ　汚いな　

　　結局金かよ！いーよ俺募金してくるから」

私「そんな気持ちで募金はするものじゃない」

彼「がたがたうっせーな」

そうして彼は　心無い　ただのお金を募金箱に入れた

そして　お金を入れた後

「あーあ　これでジーパン買えなくなっちゃった

　もう用事ないから俺帰るね」

私はひきとめた（ひきとめなるんじゃなかったとすぐに後悔）

そして彼は銀行からお金を引き出して

欲しかったジーパンを買った

私も　彼も　正しくはなかったと　思う



無関心よりは有関心の方が生産性があるけれど

知っているだけでは　世界は変わらない

興味を持つ事　意識を高める事は　勿論大切だと思う

だけどテレビを見て　本を読んで　

「かわいそうだね」「何か出来る事はないかな」

そうやって　言うだけ　別に何もしない

欲しいものを買って　食べたいものを食べて

何も　行動しようとしない

ならいっそ

「私には関係ない」と思えたほうが

どんなに心に素直に行動していることだろうと思う

「かわいそう」と流した涙はきっと

「自分じゃなくてよかった」という安堵とか

「自分だったら」という想像とか

きっと　そんなものだった

私は

欲しいものを我慢して　募金することもあれば

欲しいものを買った上で　募金することもある

欲しいものがあるから　募金しない事だってあっただろう

結局　他人事な自分がいる

だから私は

「かわいそう」

という言葉が嫌いで　

頭でっかち中身スカスカのピーマンになっている気がして

怖い



守るべきものがそれぞれあるんだろう

と思ったこともある

家族　生活　地位　財産　人生

結局　そこに見えてくるのは

自分がよければ　良いという気持ち

多かれ少なかれあるはず

あって　当たり前だと思う

気付いてないだけで　誰だって持ってる

だけど

私は

1円の募金も出来ないほど必死にならないと

何かを守れないんだろうか

たった一度のおやつを我慢できないほど

心が狭くなっているのだろうか

世界の裏側には

必死になって　命を守ろうとしている人が

必死になって　助けを求めている人がいるのに

私　何やってるんだろう



ユニセフの子供支援の組織のキャッチフレーズ

（キャッチフレーズというと聞こえが悪くて嫌だけど）

「何もかもは出来なくても　何かは出来るはず」

自分に苦しんで　参加したこの支援プログラム

自己満足やんけ言われたら

そうなんです

自己満足なんです

目の前で躓いている一人くらいには

手を差し伸べたい

だけど

目の前でつまづいたたった一人だけを助けて

他は知らん振りなんて　という気持ちもある

でも　

世界中全ての人なんか救えるわけない

だから何もしない　と諦めれば　そこで終わってしまう

だけど

世界中の中からたった一人だけど

だけど　たった一人に手を差し伸べれば

そして　たくさんの人がたった一人ずつに手を差し伸べれば

それは大きな単位になる

自分が手を差し伸べた　たった一人の事実は

束になって　大きな結果になっていくと

そう信じているんです

そういうものも含めて　探しに行こうと思います

どこへ行くかは内緒　

意業　口業　身業

心で思うこと　口でいう事　行動する事

この三つを　同じにしていけるように

頑張ろうと思います