会いたかった

ＡＫＢじゃないです



会いたかったんだ　本当は　ずっと

家の前を通る度に　あなたの事　考えていた

あなたの隣にいる子の事　考えていた

あなたの事を　好きでなくなっていく自分が　悲しい

あなたの事を　忘れようとしている自分が　寂しい

会いたかった

話がしたかった

その目で見つめられたかった

名前を呼んで…？笑いかけて…？

あたしの事を　忘れないで…？

多分　ほんの少しだけ残っていた　スキの気持ち

それから

伝えられなかった　思いや　叫び

最後の　後ろ髪なような気がしている

この波を乗り越えたらきっと

あたしは

あなたを見ることの出来ない日が続いても

寂しくならなくなるのでしょう

あなたの手を　振り払ったのは　あたしだったのに

あんなにも　あなたから　自由になりたかったのに

人間って　女って　あたしって　

ほんと　勝手なもんだ

お幸せに　とは　まだ言えない

でも

スキって気持ち　もう消したいから

会いたくない

会ったら　スキって　きっと思うから

それなのに　会いたい

失ってから　そのものの　大切さがわかるとか

そんな　綺麗事じゃないんです

ないものねだりって　わかってます

本当に大切なものは

この手にあっても　失わないように

大切に出来るものだし

大切にするべきだと　思っています

ただ

そこに行くまでの過程で

失ったものの　大切さを知るというのは

必要かと思いますが…

つまらない意地を張っていたら

大切なものをなくしてしまう

あたしの　人生を

あなたの　人生を

自分自身を　お互い　もう　なくさないように

今は　認めようと思う



会いたかったよ

今でもまだ　ほんの少し　好きな気持ちが残っています

気持ちに整理がつくまでは

このぎこちない態度を　許して下さい

あなたとの未来を　選ばなかった事を

いつまでも悔やむ自分で　いたくはないから

これで　最後にします

だから　お願い

我慢のうまくなった　あたしの心を

最後に

思い切り　泣かせて