住宅不足

パリ市議会で、パリ市内の建築物の高さ制限の
緩和を検討することが決まったそうです。

パリ市内には、エッフェル搭とか、モンパルナスタワーとか
いくつか高層のものもあるけれど

高い建物はほとんどありません。

世界の主要都市で、なかなかないですよね、
高い建物のない街って。


「高さ制限」は条例で決まっていて、
アパルトマンなんかは高くても７階までしかないです。
３７メートルまでと決まっているそうです。

しかも

通りに面した外壁は定期的に補修されます。

もちろん電線もありません。

あと、洗濯物も外に干せない（笑）

全て景観を守るために、です。


なので逆に、

オシャレ～な感じの建物の通り側のドアから
一歩入ったら、急にタイムスリップしたような
古い建物が目前に広がる、なんてこともよくあって。

築100年なんて建物は普通なので、
そういうところに歴史を見たりすることもありました。


今回、高層化が検討されているのは郊外の再開発地区なので、
パリの街中の景観が変わることはないのでしょうけど、

パリの住宅不足も、深刻なんですね～～


高層建築を嫌うフランス人が今後どういう反応をするか…

興味津々^^




※写真は、パリでえらく沢山引越をした私の、
えっと、３番目に住んだ屋根裏部屋からの眺め（笑）