インスピレーション。

「カオルさん、なにかおもしろいことはないですか？わたし趣味がなくて」

といったメールが来てたので、今日はこのテーマで。



そういや昔、同じようなことを言ってた友達もいた。

その友達は、いろんなことを自分の趣味にしようと、チャレンジしてみてはハマることなくすぐに飽きて挫折していたんだ。


僕は、趣味ってそういうものじゃないと思うと何度も彼に言った。

趣味って「趣味をつくろう」と気合いを入れてやり始めるもんじゃないと。

自然に興味を持ったことがあって、気になって仕方なくて、それをもっとよく知ろうとしたり、実際に行動してみたりしてるうちに、いつの間にかそれが「趣味」と呼ばれるものになってるんじゃないだろうか。


と、僕は思うんだ。



しかし、ふと思う。

もしかして、世の中には意外にコレといった趣味が無い人のほうが多いのかな？

いろんなことに興味を持たない人が大多数だったりするのか？

よくわからないけど。

もしそうだとすると、この恵まれた日本の世の中で生きていて、物や情報に恵まれすぎて麻痺してしまっているのかな？



もう少し視線を上げて、まわりを広く見渡してみると、耳を澄まして街の音を聴いてみると、ドキドキするくらい興味をそそるものが世の中には溢れていると思うんだけど。

それが何かは人それぞれだとして。



「これはなんだ！？」


「それがなんだっていいじゃないか！」


大事なのは、目の前にあるそれを感じてドキドキわくわくすることなんだよ。



と、僕は思うんだ。