生「かおる姫」観戦記　その３

白熱した試合展開が続いたJT対日立佐和戦。

外国人選手ケニーのパワフルなスパイクに圧倒されつつ、おっと！肝心の「かおる姫」の話題に戻そう！！

「かおる姫」はリベロだから、あまり目立って活躍！という事は少ないんです。
しかも、最近数試合ほどスタメンを外れてたりという事もあったので、
「まさか今日もスタメン落ちじゃあ？」という心配もあったけど、ユニフォームが赤（リベロは他の選手とは違う色のユニフォームを着るので、JTの場合は赤色）だったので一安心。
赤だから目立つので、目で追うのも楽だし・・・。

でも、あの小さい体で良く動くし、相手のスパイクも良く受け止める！
（といっても、169cmあるから女性としては大きい方か？）
プレーが目立つと言うことはないけれど、ほぼ確実にレシーブを竹下選手に返していましたね！

「確実に竹下選手に返す。」これが重要なんです！
竹下選手の華麗なトスワークも、この確実なレシーブが返らないと発揮できないんです！
よくバレーの解説者が言っていたのは、「今日は竹下選手が良く動きますね？」というフレーズです。

「良く動く」この場合、運動量が多いという良い意味ではなく、
「ドタバタしていて落ち着かない」という意味でよく使われます。
つまり、レシーブが確実に竹下選手に返らないために、あっちにこっちにと動かなければいけないので、
いろんなトスが上げられなくなってくる。
つまり、作戦が立てられない→攻撃が単調になるというモノなんです。

だから、この「かおる姫」の確実なレシーブが必要なんです！
この日の華麗な竹下選手のトスワークも、「かおる姫」のレシーブが確実に返っていた証拠だったのかもしれませんね？

でも、「かおる姫」ファンとしては、フライングレシーブの様な華麗なプレーが観られなかったのはちょっと残念！
ここ最近、「かおる姫」は精彩を欠いていますからね？
去年は、三半規管の障害か何かで体調が良くなかったし・・・。

でも、本当に「かおる姫」の飛ぶ姿は美しいんです！
アタックにしてもレシーブにしても、躍動感のある動きが何ともいえず人の目を引きつけるんです！
生で見られなかったのは残念！

結局、白熱したゲーム展開とは裏腹に、JTのストレート勝ち！
点差は僅差だったものの、最終的に日立佐和は１セットも取れず終い。
未だ１勝もないというのは、ちょっと信じられません。

軽い興奮と充実感を残し、ゲーム終了！
そういえば、ゲーム開始前のサインボールのプレゼントも、反対側のベンチということで全く飛んでこず・・・。（涙）
退場も反対側！全く近くで「かおる姫」見られず。

このままでは、せっかくの初観戦もしょーもなく終わってしまう！
とはいかせません！

ということで、次回に続く。