- 名前
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- 外見はまじめ。60歳代だけど禿げてませんよ。小柄だけど、体力あります。性格はのんびり...
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バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び
2008年02月08日 19:34
渋谷で「バレエ・リュス」を観てきました。実は、すごく楽しみにしていたのです、この映画。バレエなんて、僕の全く知らない世界です。でも、trailer filmを見て、わっ、面白そうって期待していたのです。
リュスっていうのはRussesで、ロシア人ですね。つまりロシア人のバレエです。
ロシア革命によってフランスに逃亡したロシア人たちが、バレエ団を作ったのがバレエ・リュスです。ところで、それ以前(1909年)からデイアギレフという人がバレエ・リュスというバレエ団をすでにつくっていたのです。その中には、あの伝説のニジンスキーもいました。そしてその上演にはピカソやジャン・コクトーやストラヴィンスキーなどが協力していたのです。そして、1929年にはディアギレフが死んでバレエ・リュスは解散したのですが、パリのロシア人の少女たちを集めて作られたのが(1931年)、バレエ・リュス・ド・モンテカルロです。13,4歳の少女達の人気はすさまじく、「ベイビー・バレリーナ」とよばれました。その後、アメリカにわたり、この地でバレエの普及・興行をおこないます。いっぽう、芸術監督が脱退し、新しく同じ名前のバレエ団をつくったから話は複雑です。
この2つの(オリジナル・バレエ・リュスとバレエ・リュス・ド・モンテカルロ)バレエ団はライバルとして1948年にひとつが解散するまで、互いに切磋琢磨します。
こうした時代背景とその登場人物たちを貴重な残存フィルムをつかってドキュメンタリーフィルムとしてできあがったのがこの「バレエ・リュス」という映画です。
いや、女性バレリーナの美しいこと!それが、同窓会で80歳、90歳となって登場するのですが、その変化のすごいこと!でも、踊りを愛した人生を彼女たち・彼達から聞くと、ひとつのことを愛して、やりぬく事の大事さを教わることができました。
いい映画でした。
このデジログへのコメント
これ観たいんです!というより、むしろ手元に置きたい
映画「ニジンスキー」のなかで「春の祭典」や「ペトルーシュカ」がとても良かったデス(*^▽^*)ノシ
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