- 名前
- みなみ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 京都でOLをしてますが、出張などで関東や名古屋、九州などにもよく行きます。そんなわけ...
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夢二的生き方の妙
2007年11月02日 00:36
私は、日本画が好きです。
今年も大阪のデパートで
開催された院展には、日本
画家の平山郁夫画伯の作品を拝見するため、出かけました。
京都にも有名な上村松園、上村松篁、上村淳之を始め、素晴しい画
家が多く、松園の版画が我が家にもございます。
それはさておき、大正時代を代表する画家、竹久夢二も好きな画家
の一人です。黒船屋を始め、優れた作品が多い彼ですが、恋愛遍歴
も非常に多彩です。妻である岸たまき、彼が最も愛したと言われる
笠井彦乃、黒船屋のモデルであるお葉、彼を取り巻く女性はいずれ
も彼を愛していました。しかし、どの愛も喜びに満ち溢れたわけで
はなく、悲しみをはらんでいました。
それゆえ、夢二の絵には悲しさが宿り、その悲しみを知るがゆえ
に、優しいタッチの絵になっています。
彼は画壇においても、中央に属さず、常に野にいる人物でした。
私は、彼が野にいたからこそ、このような美の極致に至ったと考え
ています。夢二的生き方とは、実は現在もっとも意味のある生き方
ではないでしょうか?
このデジログへのコメント
愛ゆえの悲しみ、それが愛の本質ならば私に愛はいらない。そんな思いを抱えて一年余り、答えは見つからず。
日本画独特の表現が絵に感情を表してるのでしょうね。感情を読みつつ絵画を楽しめるとは素晴らしいです。
いつも憂鬱そうで口数が少なく志してはポッキリ折れる。夢二ってそう言う人だったんだけど……。
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