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夢二的生き方の妙

2007年11月02日 00:36

夢二的生き方の妙

私は、日本画が好きです。

今年も大阪デパート

開催された院展には、日本

画家平山郁夫画伯の作品を拝見するため、出かけました。

京都にも有名な上村松園、上村松篁、上村淳之を始め、素晴しい画

家が多く、松園の版画が我が家にもございます。

それはさておき、大正時代を代表する画家竹久夢二も好きな画家

の一人です。黒船屋を始め、優れた作品が多い彼ですが、恋愛遍歴

も非常に多彩です。妻である岸たまき、彼が最も愛したと言われる

笠井彦乃、黒船屋のモデルであるお葉、彼を取り巻く女性はいずれ

も彼を愛していました。しかし、どの愛も喜びに満ち溢れたわけで

はなく、悲しみをはらんでいました。

それゆえ、夢二の絵には悲しさが宿り、その悲しみを知るがゆえ

に、優しいタッチの絵になっています。

彼は画壇においても、中央に属さず、常に野にいる人物でした。

私は、彼が野にいたからこそ、このような美の極致に至ったと考え

ています。夢二的生き方とは、実は現在もっとも意味のある生き方

ではないでしょうか?

このデジログへのコメント

  • まっく 2007年11月02日 00:56

    愛ゆえの悲しみ、それが愛の本質ならば私に愛はいらない。そんな思いを抱えて一年余り、答えは見つからず。

  • ひろっち 2007年11月02日 01:40

    日本画独特の表現が絵に感情を表してるのでしょうね。感情を読みつつ絵画を楽しめるとは素晴らしいです。

  • ひげひげ 2007年11月02日 02:23

    いつも憂鬱そうで口数が少なく志してはポッキリ折れる。夢二ってそう言う人だったんだけど……。

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