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芥川龍之介「あの頃の自分の事」の冒頭を改変させてみた

2024年11月15日 00:20

以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。さうかと云つて、何と呼ぶべきかは自分も亦不案内である。自分は唯、四五年前の自分とその周囲とを、出来る丈こだはらずに、ありのまま書いて見た。従つて自分、或は自分たちの生活やその心もちに興味のない読者には、面白くあるまいと云ふ懸念けねんもある。が、この懸念はそれを押しつめて行けば、結局どの小説も同じ事だから、そこに意を安んじて、発表する事にした。序ついでながらありのままと云つても、事実の配列は必しもありのままではない。唯事実そのものだけが、大抵ありのままだと云ふ事をつけ加へて置く。

これが冒頭なんだけど、ChatGPTに2回ほど依頼したらこんな感じになった。

これは小説と呼ぶには少々違うかもしれない。だが、何と呼ぶべきかについて自分にも明確な答えはない。ただ、四五年前の自分と、その頃の甘美な体験や高鳴りを、なるべく素直に、飾らずに書いてみたのだ。だから、もし官能欲望のさざめきに興味のない読者には、まったく響かないかもしれない。しかし、それを気にしていては、どの作品も似たようなものだろうと思い、心を決めて発表することにした。なお、ありのままに書いたとはいえ、その記憶の順序は少し変えてある。ただし、触れた肌の温度や、胸に残る吐息など、出来事自体はほぼそのままにしたことを付け加えておこう。

あんまドキドキしないね。想像させるものが乏しいからだね。
ここから自分で手を入れたらもう少し面白くなるだろうけど、今日は面倒だからいいや。

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