- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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異国探訪~序章
2024年10月25日 08:53
さあさあ、やってまいりました
さて、私は一体
どこの国に来てるでしょうか?
正解は
クロアチアのアリマシュという街でした~
ここでですね、イギリス人がペンション経営をしたいということでですね
開業許可だの、食べ物を提供するための資格やらをクロアチアで取得したそうですが
その際に、イギリス側でも準備しないといけない各書類がありまして
うちの副ボスに依頼が来て
私がやってきたというわけでございます(ただの書類渡し役です)
基本的に、手渡しが原則の書類は
郵送なんぞ以ての外
万が一無くなってしまったら(イギリスに限らず、ヨーロッパは郵便紛失が日本に比べて多いです)
事務所の信用問題ですからね
信用を売る法曹事務所としましては
法令順守が原則
で、フットワークが北半球イチ軽いイチゴ姫が
再降臨というわけでございます
ヒースローから飛行機で飛び立ち、2時間ほどで到着
ではでは、人生二度目のクロアチア堪能でございます
(以前は海沿いのドゥブロブニクに行った)
いつものように、入国手続き(どこの国も似た感じです)
入管職員「・・・※手振りで私に合図」
イチゴ「ドバルダーン※クロアチアで”こんにちは”」
職員「ドバルダン、ムラダダマ※こんにちは、お嬢さん」
(ここからは英語を日本語訳してお届けします)
職員「ここには観光?それとも仕事?」
イチゴ「仕事!私、弁護士事務所で働いてるの」
職員「すごいね!書類は?」
イチゴ「これ」
職員「仕事は・・・書類の運搬と顧客への帯同・・・か。仕事をするエリアはどこ?ザグレブ?郊外?」
イチゴ「郊外。アリマシュっていう町」
職員「アリマシュ、アリマシュ・・・聞いた事ないな」
イチゴ「オシエクって街から近いみたい」
職員「オシエク・・・オシイェクか、東だね。電車で7~8時間くらいかかるよ」
イチゴ「遠いんだね。飛行機はある?」
職員「あるよ。オシイェクに空港がある。けど、小型機が多いからすぐに席は埋まると思うよ」
イチゴ「そっか、じゃあ、電車でのんびり行く」
職員「それがいいよ。危険物とか麻薬は持ってる?」
イチゴ「もちろん持ってない」
職員「OK、良い滞在を!」
ハンコをバーンと押し、パスポートを私に手渡す職員
大抵、入国審査は陽気な人にあたります
で、荷物を引き取ったら今度は「両替」
機械がズラーっと並んだところがあり、おそらくこれが両替の機械
カードを差し込んで、いざユーロに両替!というところで
ポンポン(肩を叩く人)
振り向くイチゴ
若い男性「&%`}#'+/.<」(クロアチア語がわからない)
イチゴ「ん?なに?」
若い男性「&%`}#'+/.<」(再度、クロアチア語がわからない)
若い男性「レート、レート。バンカ、バンカ」
(その機械はレートが良くない、バンク(銀行)にしろと言っていると解釈)
イチゴ「あ~、フバーラ※ありがとうの意味」
若い男性「モリーム※おそらく”どういたしまして”」
と、銀行の文字が書いてある機械を探すイチゴ
若い男性「ヒア、ヒア(英語で”ここ”)」
イチゴ「これがお得?」(私は大抵、日本語)
若い男性「ダ(イエス的意味と解釈)」
イチゴ「ありがとう!フバーラ!!」
と、男性にハグする私
戸惑いながらもハグし返してくれる男性
画面に従い、ユーロで現金ゲット!
で、振り向くと男性ははるか向こう
で、恰好をよく見ると、おそらく空港の清掃とかのスタッフ
ダッシュで追いかける私
イチゴ「ねえ、待って!」
若い男性「?」
イチゴ「あなたのおかげで損しないで済んだから、その分でドリンクしよ?ドリンク」
若い男性「ドリンク?」
イチゴ「ん~。あ、スマホ使えるのか(今回はロンドンで手続きしてきたので、スマホがすぐ使える)」
翻訳アプリでクロアチア語を探すイチゴ
イチゴ「え~とね、ピチャ!」
若い男性「ピチャ?」
イチゴ「そうそう!ピチャ、トゥギャザー」※クロアチア語と英語混同のイチゴ
若い男性「あ~、ピチャ、オケ(OK)」
イチゴ「飲み物どこで売ってる??」
(ここからは想定で翻訳します。ほぼ翻訳アプリを活用してない私です)
若い男性「こっちだよ。カフェがあるよ」
で、案内されたのはカフェ
若い男性「ここだよ」
イチゴ「ありがとう。私は・・・これ、何?」
若い男性「これはプレシヴィツァ、地名だよ。そこのスパークリングワイン」
イチゴ「お酒か。まだ酔えないな」
若い男性「じゃあ、ピピは?」
イチゴ「ピピ?何それ?」
若い男性「ジュースだよ。オレンジのジュース。ドイツのファンタみたいなヤツ」
イチゴ「へえ、人気なの?」
若い男性「これがないレストランには行くなって、親父が言ってる」
イチゴ「ほほう。なら、それを頼もうではないか」
で、飲んでみるとまんまファンタオレンジな「ピピ」
イチゴ「これ、美味しいね!」
若い男性「気に入った?良かった」
と、ここで初めて互いに自己紹介
若い男性の名前は「マト」
空港でまじめに清掃担当として働く24歳
マト「君は?旅行で来たの?」
イチゴ「私はイチゴ。ここには仕事で来たの」
マト「すごいな。僕より年下なのに」
ん?
イチゴ「私、マトより年上だよ?」
マト「背伸びしてるってこと?19歳くらいだろ?」
イチゴ「42歳だよ」
マト「面白い冗談だね。そんな42歳が地球にいるわけないさ」
イチゴ「ここにいるよ」
マト「・・・ウソだろう?」
イチゴ「本当、ほら」
パスポートの生年月日を見せる私
マト「おい・・・マジかよ・・・」
マト「コリンダ・キタロヴィッチだって56だぜ」
イチゴ「誰それ?」
マト「クロアチアの美人大統領さ。元、ね」
イチゴ「へえ。綺麗なの?」
マト「まあ、綺麗だけど年相応さ。47~48歳で就任だったかな」
イチゴ「若い大統領だね」
マト「君、42歳だろ?あの時のコリンダは、もっとこう・・・何ていうか、そう!メイクがドッシリしてたよ」
マト「君はメイクしてないだろ?」
イチゴ「軽くしてるよ」
マト「おいマジかよ!僕の母が45歳で、こんなんだよ」
そう言って見せてくれたスマホの写真は、多少ふくよかな中年女性が笑顔で写ってた
イチゴ「あら~!美人なママだね」
マト「ありがとう。でも現実の45歳はこれだ。君は時間を止める魔法でも使えるの?」
イチゴ「若いってこと?女性に”若い”は誉め言葉にはならないんだよ~?」
マト「驚いてる、ってことさ。僕の常識じゃ、イチゴみたいな42歳はこの国にはいない」
イチゴ「いい経験が増えたじゃん」
マト「そうだね」
マト「これからどこへ向かうの?ザグレブの真ん中までなら、シャトルバスと電車が使えるよ」
イチゴ「えっとね、アリマシュってところに行きたいの。オシエクって街から近いみたい」
マト「オシエク?オシイェクか。飛行機かい?」
イチゴ「飛行機は空席がないだろうって。電車で行くつもり」
マト「だったら、シャトルバスでまずはベリカゴリカまで出ないと」
イチゴ「それ、地名?」
マト「そう。そこでグラニ・コロドヴォまで歩いて行けば駅がある」
イチゴ「わかった。バスチケットはどこで売ってる?」
マト「向こうにあるよ。それよりも、特急列車じゃないと9時間くらいかかるよ?」
イチゴ「そうなの?じゃあ、駅で特急に乗るよ」
マト「予約が必要だよ」
イチゴ「オンラインで?」
マト「いや、電話だ。クロアチア語は?」
イチゴ「話せないけど、どうにかなるよ!」
マト「じゃあ、僕が電話で予約してあげるよ。駅で名前とカードで決済すればいい」
イチゴ「ありがとう!」
そう言うと、すぐに電話してチケットを予約してくれるマト
マト「13時20分のだから・・・次の次に来るバスに間に合えば、余裕で駅に着くよ」
イチゴ「さすが現地の人!感謝してます」
マト「どういたしまして。楽しい時間だったよ。仕事しないと上司に叱られそうだから、これくらいにしておく」
マト「チケットを受け取るときは、電話番号を確認される。僕の番号は〇〇〇だ。メモして伝えてね」
イチゴ「何から何までありがとう!帰りに会えるのを楽しみにしてる!!」
マト「そうだね。良い旅を!!」
と、クロアチアしょぱなでいい人に巡り合ったイチゴ
ここからクロアチア横断が始まります
ではでは~
このウラログへのコメント
クロアチアの若者は親切ですね
ログの内容となんかいやらしそうな粘液の画像との因果関係は無いですよね^^
こんにちは
まあなんというか、映画のような旅の始まりですな。クロアチアってなにがうまいんだろ?
先日のオモチャ、かなり時間かけて検索しましたが見つかりません、形が似てるものはディルドじゃなかった。
姫さまの新しい冒険弾。今回も色々な出会いと偶然、いや奇跡?あるのかな。もうね、文章からキラキラとしたきらめきが伝わってきます。続き、楽しみにしています。
流石イチゴ姫もてますね、42歳で、24歳に年下とは本当に若く見られていますね、また掃除のお兄さんも良い人で、また帰りの便で会えると良いですね、良い旅をしてきて下さい。
イチゴちゃんこんばんは。
イチゴちゃんは何処の国に行っても綺麗だから親切な人に会えるね
長い時間電車に乗るならお尻痛く成るから、たまに運動したりして気を付けて行って来て下さい。
素敵な旅を
いつも行動力があって凄いですね
外国なのに目的地までの交通を下調べしないで行くなんて、僕には絶対できないですね⋯
外国旅行行ってみたいです
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