- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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これだけ「すごい人」なわけです
2024年10月04日 17:29
中々ですね
私がお世話になっている「おじいちゃん」に関してですね
軽く見られてるところがあるのが、私は納得いかなくてですね
ざ~っと説明したいと思うんですよ
何で説明したいのかってね
「格が違う」んですよ
生きることに対しての、格が違うんです
いいですか?
おぎゃあと生まれたおうちは、既に没落貴族になっていて
生後数日で、父親は「書いたらいけない書類にサイン」をしてしまって
辛うじて所有していた家も家財道具も、全部取り上げられて
這う這うの体で集合住宅に引っ越しを余儀なくされるわけですよ!
で、物心がついたときには「お前は由緒正しいハワード家(仮名)の跡取りだ」って言われて
でもおうちは日本で言うボロアパートだし、隙間風すごいし食事はほぼないし両親はアル中状態だしで
何も出来ないわけですよ
更に弟や妹が生まれるわけですけど、両親は面倒見ないわどこかへ行って帰ってこないわで
幼いながらも「兄として」道端で物乞いをするわけですよ
貰えるわずかな小銭でパンを買ったりしても、食べればなくなるし
妙齢になっても学校にすら行けなかったわけですよ
で、さすがに「学校に行って教育を受けないのはいかんだろう」ってかつての貴族仲間(両親の)が
諸手続きと日々の生活をおくれるだけのわずかな助成をしてくれて、やっと学校へ行けるわけですよ
それでも両親は、その「わずかなお金」を全部飲み代に使っちゃってパン買えなくて
おじいちゃんは「学校へ行くフリ」して、路上で仕事を請うて何でもしたわけですよ
靴を磨く、窓を拭き掃除、商店の手伝い、工事の資材運び
それを毎日やりながら、日銭を稼いで
それでも弟と妹が成長していくと、「学校へ行って様々なことを学びなさい」って
自分は働きづめて、弟妹には苦労やらひもじい思いをさせないで学校へ行かせて
給食なんてないもんだから、お弁当としてリンゴとパンとバター持たせるのに夜遅くまで本を売ったり
成長していく弟妹の服を買うために新聞売りしたりで
とにかく「家族を養うためにひたすら身を粉にした」わけですよ
で、やっとまとまったお金が出来たから何か商売をしようと考えて
当時、下水が社会問題(下水が油などで詰まってしまう事故が多発したが、誰もウンコに関する商売などやりたくない)になってて
「やりたくない人しかいないなら、自分が独占できる!」って思いついて
必死に仲間を集めたのに、イギリス人は誰もやりたがらなくて
それでも諦めずに仲間を探し回ったら、不法移民だとかしか集まらなかったけど
それでも「一緒に働いてくれると言った以上、彼らこそ真の仲間だ」って
当時移民にものすごい差別が当たり前だったイギリスで、中国人だろうがスペイン人だろうが
平均月収を余裕で上回るお金を給料として払って
自分が率先して作業して、クソまみれになってもみんなで必死に働いて
かつての貴族仲間たちから「とうとうクソを扱うまで成り下がった」って嫌味を言われてもジッと耐えて
そんな時に、たまたま街中で出会った美女に一目ぼれして
毎日懸命に口説き落として仲良くなって、とうとう結婚するとまでなったときに
相手の両親からものすごく反対されて(しかも相手の家柄は貴族だけど超格下)
それでも「彼女には一切苦労をさせない」って約束で結婚したらば
彼女はまさかの「献身的な女性」で、職業を差別しないし仕事仲間にも敬意を払ってくれるしで
やっと人生の風向きが変わってきたと思ったのに
自分の両親は相変わらず人任せで何もしないし働かないしで
挙句の果てに商売の邪魔をするかのように運転資金を持って行っちゃったり、勝手に「儲けにならない仕事」を受けてきちゃったりと迷惑しかかけないし
どうしようもない中で、他の商売も同時にやれば儲けられるって考えて
当時普及のびやかだった中古車市場に目をつけて、参入して
ものすごく大当たりして
「これでやっと、弟妹にも苦労させずに暮らせる」って思えたから
「奪われた家やかつての領地を、全部取り戻す」って決意できて
どんどん仕事をしつつ、弟妹と両親の面倒を見つつ
お嫁さんとも仲良く暮らしていって
「家を買い戻す」「事業を買い戻す」「領地を買い戻す」ってどんどん一人で実現していったわけですよ
そんな中でも、「手間がかかる家族ばかりな上に、学歴が無い自分と結婚させてしまった」お嫁さんに対して
「自分の人生で、この女性を一番大切にしよう」って決めて、その通りに生きるわけですよ
弟や妹は学校にも普通に通えて、進学出来て
「どこに出しても恥じない、ハワード家の誇り」とまで言えるほどになってくれるわけですよ
でも、いつまでも自分が面倒を見るわけにもいかないから
商売の一部を譲ったり、あるいは商売のイロハを教えたりで
それぞれ「独立」させるわけですよ
で、買い戻した自分の財産の中から
それぞれに家を譲って、方々の面倒を見て
ここまで来てやっと「ハワード家が再興した」と認められるようになったわけですよ
「ああ、これで両親もアル中から脱却してくれるだろう」って思った矢先
両親とも「アルコールによる心身の虚弱」で
病気になって、どんどん弱って
二人とも天に召されるわけですよ
家を再興しはじめて、ほんのわずかなのにですよ!?
もう、ここまで来たのならトコトン行けるところまで行くと決めて
どんどん新規事業にも手を出して、商売の幅を広げて
気付いたら、自分の先祖歴代で一番稼いじゃって
「学が無くてもここまで来れたぞ!」って、誇れるほどになって
いつから「貴族間でも一目置かれる存在」になってたわけですよ
じゃあ、ここからは「お嫁さんに尽くす」と決めて
でも、高価なものを欲しがるわけでもないし
美味しいものを食べ歩くわけでもないし
どう返していったらいいのかわからなくなって
それでも「愛してる」という理由で、何でもしてあげようと毎日を生きていたけど
生まれてきた子どもは、成長するにつれ「懸命に教育したのに、拝金的」だし「対して働かず文句ばかり」だしで
これまで自分のやってきたことは何だったんだ!?ってなっちゃうわけですよ
それでも「お嫁さんさえ元気でいてくれたら、それで十分」だと考えて
成人した子どもたちを全員、家から追い出すわけですよ
(今でもお金をせびりに何度か我が家へ来てます)
毎日必死に、自分のみならず家族のため仲間のためって働いてきたのに
そんなバックボーンがあるからこその、「イチゴや子どもたちに甘々なおじいちゃん」なわけなのに
甘く見てるんじゃねぇ
あ~
スッキリした
頑張って必死に働いて、自分の落ち度がない状態で
どん底から頂点に返り咲いて結果出した人を
「お家の莫大な財産を継いだだけの人」とか、二度と言うんじゃねえぞ
ではでは~
このウラログへのコメント
それはお怒りもごもっともです
一昔前の先輩方の頑張りは到底真似できない様なレベルだというのは身内でも思った事が多々あります
おじい様愛されているんですね
すごいウェストです!
素晴らしい の一言です 良い人とめぐり会いましたね
尽くして上げてくださいね
凄い人だ!
立派な実業家ですね
イギリスの文学作品にありそうな、
まさに立志伝中の方なのですね。
おじい様、ずっと健康で長生きされますように。
下水道関係の仕事は大変だったろうなあ……(`;ω;´)
奥様も立派な方です。
カッコいい。ジェフリーアーチャーのサーガをイメージしました。うん。とってもカッコいい。
こんばんは
若い時の苦労は買ってでもしろ、って言葉がありますがこんな次から次へと押し売りのように苦労させられたら普通はどっかで挫折しそうですが。
乗り越えたのはすごい根性ですね。
素敵なアングルですね
初めて知りました
だから貴女がハワード家に
みちびかれたんだと感じます
貴女方は会うべくして巡り合ったんですね
おじい様にも奥様にもイチゴ様にも敵わない
心から敬服します
感動しました。
イチゴちゃんこんばんは。
何も知らないで色々言う人も居るし知ってても陰口たたく人も居るから、俺はイチゴちゃんがシッカリ覚えて置いてくれたらおじいちゃんは満足してると思うよ
良き
僕も、「おじいさん」は先祖代々裕福なのだと勘違いしていました。
アル中のご両親に悩まされながらも一生懸命に働いてきた結果、今の財産を築き上げたのですね!
決して一言では言い表せない素晴らしい人ですね!
一代で再興以上の建直しをされたんですね
凄い・・・
奥様孝行の一つとして日本に来られた時に
修学力中のイチゴちゃんと出会ってるんですね
家族の為、誰かの為にの精神が共鳴したのでしょうか。。。
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