- 名前
- 雨見ツキ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 34歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- できれば今年中に卒業したいです。 こちらは極貧乏人でございます。◯活などは出来ません...
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後悔していること(中編)
2024年08月16日 13:33
※(前編)を未読の方は、先にそちらを読んでいただければ幸いです。
Rさんとは、秋葉原で待ち合わせする事になった。
お昼前だったっけな。待ち合わせたのは。
もう、ハッキリとは覚えてない。多分11時くらい。
めちゃくちゃ暑い日だった事だけは鮮明に覚えている。
ちなみに僕は、この日のデートのプランなんかこれっぽっちも考えていなかった。笑笑
Rさんから「秋葉原駅に着いたよ」というメールをもらい、通話しながら互いの現在地を教え合い、秋葉原の駅構内を走り回った。
朝、ちゃんとシャワーを浴びてきたのにこの時点ですでに汗だくになっていた。
そして、ようやくRさんと会う事ができた。
ちゃんと会えた。
ちゃんと女の子だった。
ちゃんと存在した。
何か謎の達成感と感動があった。
でも、やっぱり顔とかは想像と違って、思ったより小柄で、僕の内には様々な感情が渦巻いていた。
<緊張> <喜び> <想像と違う><ショック> <初めてのデート> <どうしたらいいんだろう> <どこに行ったらいいんだろう><何を話せば>
秋葉原の地理も知らないし、どこにどんな店があるのかとかも一切調べてなかった。笑
緊張しすぎて、Rさんの顔もまともに見れていなかった。
何を喋ったのかは全く覚えてないんだが、かろうじてなんやかんやと会話は出来ていて、とりあえずゲーセンに入ってみようという流れになった。
当時の僕はUFOキャッチャーが得意で、(今時ほどクレーンもへにゃへにゃじゃなかったので) 何か覚えてないけど大きめのクッション?ぬいぐるみ?のようなものを協力しつつ、500円くらいでサクッと落とす事が出来た。
そしたらRさんはすごく喜んでくれて、そこから緊張が少しずつ解れていった。
腕を組んで、まるでカップルみたいに秋葉原の街を歩き回った。
おっぺぇを腕に押し付けられ、DTの僕は
「Rさん、おっぱいがぁ」とヒィヒィ言っていた。
昼飯はバーガー屋に入り、あろうことかRさんが奢ってくださった。
僕お金出しますってちゃんと言ったのに。年上だったから気を遣ってくれたんだなと思った。
その後はウインドウショッピングをしつつ、気になる店に踏み込んでは買い物したりした。
時間が経つのはあっという間だった。
秋葉原は店が多く、とても数時間では回りきれなかった。
Rさんは帰りの飛行機の時間が迫っていたので、その日はそれでお別れとなる。
エッチングホテルに行ってエッチングな事をしたとか、そんな事もなく。
(もちろんそのつもりは毛頭なかったが)
「今日はありがとうございました」と挨拶を交わし、僕たちは健全に解散した。
Rさんは笑顔だった。少しは楽しんでもらえたんだろうか。
その日の夜、掲示板上では自然とRさんとデート的な事をした話題になり、5つほど年上だった掲示板友達のKお兄さんにからかわれたりした。
『卒業した?』とか。笑
Rさんには『チューすれば良かったw』と言われて照れ散らかしたり。
それから数日後。
楽しい掲示板生活はここから一変する事になる。
...続く。
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