- 名前
- 犬飼主
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 高知
- 自己紹介
- 最後の愛奴を求めます。年齢的にも初老に差し掛かりました。残りの人生を一緒に過ごせれば...
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SM公開講座「壁の向こう側」04
2024年01月04日 21:39
4 波
落ちる、壊れる、爆発する。
何がどう違うのかはわかる人にはわかると思うのですが、表現の違いではなくそれぞれに微妙な違いがあるものの、それらはM女性の持つ特質のひとつであるということです。
ゆっくりとだったり、突然にだったり。
理由があったりなかったり、キッカケがあったりなかったり。
自己嫌悪、自己否定、自虐本能、自己防衛。
そんな繰り返しは嫌だと思っても自分でなんとかできるくらいなら苦しむわけなどありませんよね。
とはいうものの奴隷になれたからといって、落ちなくなったり壊れなくなったり爆発しなくなったりするというものではありません。
ご主人様がいらっしゃるというだけでは、どうにかなるものではないということなのです。 いえ、ご主人様の奴隷にしていただいたからこそ起こることだって少なくはないのです。
ご主人様の方から見ると、奴隷をしっかりと支配していくためにはこれらをどうしていくのかがご主人様の役目であり、これらにどう対処できるのかが飼い主であるご主人様としての資質の問われるところなのです。
落ちるのが悪いことでもなければいけないことでもなく、ご主人様が見守っているからこそ落ちてもいいのだと教えることができるというのはそうそう簡単なことではないのですから。
「落ちるなら勝手に落ちてなさい」 とか 「うるさいから自分で何とかしなさい」 という方はこの先をお読みになる必要はありません。
また、「そのくらいのことは百も承知だし、ちゃんと対処してあげる自信もあります」という方もこの先をお読みになる必要はありません。
浜辺に打ちよせる波はいつも同じではありません。
やさしい波もあれば荒れ狂うように押しよせる波もあります。
でも、まったく波のない日はありませんよね。
波があるのは生きている証拠なのです。
だから波のあるのはごく自然なこと。
波が穏やかでなくなることは悪いことでもいけないことでもありません。
たとえ大きな波が押し寄せたとしても、かならずご主人様が穏やかな波に戻してくれるのです。
いつものすてきな笑顔でいられるように (^^)
ただし、そうしてあげるためにはご主人様に波を打ち消すだけの力がなければなりません。
間違わないでいただきたいのは、ちょっと波があるからといってなんでもかんでも静めてしまうのではないということです。
波の大きさや波の質をしっかりと見極めなければなりません。
その波がどのくらいの大きさになったら穏やかな波に戻してあげるかを判断する必要もあります。
すぐに戻してもいいこともあれば、少しだけそのままにしておくことが必要なことだってあります。
時には大波を全身で受け止める防波堤にならなければならないこともあるでしょう。
どんなに大きな波がきても穏やかな波に戻してあげることができるということが、ご主人様への信頼をより大きくするために必要なことなのです。
そして、「波はあってもいいのだ」 ということを、奴隷に教えてあげることができるご主人様になっていただきたいのです。
波があるのは生きている証拠です。
大きくても小さくても波はあってもいいのです。
たとえ大きな波が押しよせたとしてもご主人様がいるから大丈夫。
そんなご主人様をめざしていただきたいと思います。
ご主人様なのですから大きな波に呑み込まれて溺れたりしないようにちゃんと泳げるように訓練しておかなければなりません。
え 任せておけって?
あの・・・ それ、奴隷さん用の浮き輪なんですけど ^◇^;
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