- 名前
- ブルーローズ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 千葉
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趣味は読書、ひとりの「アリス」の死
2023年10月18日 01:24
高校2年の春に、父が急逝した。
父親の存在は家では絶対で、優しい部分もあったが、やはり怖かった。
その父が亡くなり、母と二人暮らし。
その夏、僕は「アリス」の武道館コンサートに行った。
コンサートに行くの自体が初めてのようなもので、今では正直、憶えていないが、その様子はライブアルバムとして残っているので、思い出すことは出来る。
高校に入って、学区内の色々な所から、生徒が集まって、いわゆるカルチャーショックだった。
音楽もファッションもあまり興味のない僕が、「アリス」の「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」の連続ヒットで虜になり、前年の「武道館コンサート」のライブアルバムを買い、そしてその年のコンサートに行ったのだ。
「アリス」の自叙伝のような本も読んだし、コンサートの様子を記録した映画も見た。
「チャンピオン」で頂点を極め、その後、解散。
谷村新司、堀内孝雄として、ソロ活動を始めた。
個人的には、「天才、秀才、バカ」のセイヤング。
「昴」「サライ」などのソロのヒット曲。
どれも印象的なのだが、本当は山口百恵の「いい日旅立ち」が最も好きで、スター歌手の叶わぬこいを歌った「ラストソング・最後のライト」も好きなのだ。
主語も無く語って来たが、「アリス」の谷村新司が亡くなった。
高倉健や大江健三郎が亡くなった時に比べて、もっとショックを受けるのかと思ったが、案外冷静だった。
ただただ驚いたというのが、本当のところ。
さだまさし、南こうせつ、小田和正、松任谷由美、中島みゆきも高齢だ。
僕がこのままある程度元気でいるなら、これからこのような寂しい報せを聞くのを、覚悟しなければならない。
縁起でもないが、ロバート・デ・ニーロとビートたけしが死んでしまったら、本当にショックを受けるだろう。
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