エリザベス女王

ある妃が嫌いだったので、今取り上げられている番組を片っ端から見ている。

姑にすると厄介なのかもしれないが、やはりこっちの方が女性として、リーダーとして、社会人として好感がもてる。

因みに、妃のライバル(？)にも少し好感を持っている。深く知れば違うかもしれないが。

私にとってはその妃は、女王ではなく、天真爛漫なアイドルのイメージだ。
彼女はロイヤルファミリーに入るには自由過ぎた人だし、愛されたがり過ぎた。
いつも上目遣いで庇護を求めていて、それがたまらなく私の神経を逆なでした。
大人の女性としては、市民でないと、あの態度は許されない。
トップは自分が愛する側であり、自制心が無いといけない。
“愛があれば何でも出来る”という考えなら、実際にしてみてほしかった。

彼女は結局クイーンにもプリンセスにもなれなかったどころか、社会人にも大人の女性にもなれなかった、恋愛お花畑脳女なのだ。
何の努力もせず、都合良く王子様が幸せを運んできてくれるという幻想に逃げてリアルで戦わなかった。
最後まで悲劇のヒロインぶって、パパラッチから逃げていた。

日本のプリンセスもそうだが、産まれでおこる悲劇はある。
だが、皆それぞれの立場での不幸と戦い続けているのだ。

自分だけだと思わず、自制心でコントロール出来る大人はやはり、カッコいい。