趣味は読書、マンガ

先日、「ドキュメント72時間」という番組で、マンガのレンタルショップを取り上げていた。
僕の若い頃、いわゆる青年漫画雑誌が、続々誕生した。
「ヤングなになに」である。
僕も結構読んでいて、「ヤングジャンプ」「ヤングマガジン」「ビッグコミックスピリッツ」「ビッグコミックオリジナル」などを買っていた。
遡って、中学、高校の頃は、「少年ジャンプ」「少年マガジン」「少年チャンピオン」などを不定期に読んだ。
全部買うには、小遣いが足りなかったのだ。
しかし、ある時から、ほとんどそれらの雑誌を買わなくなり、最後まで読み続けていた「ビッグコミックオリジナル」も読んでいない。　
馴染んでいた漫画家が亡くなったり、好きな作品の連載が終了したりしたのが理由かもしれない。
どちらにしても、マンガを借りて読むという発想が、僕に全然無くて、放送を見ていて多くの人が大量に借りているのに驚いた。
本のレンタルだったら、とても一週間で十冊も読めないだろう。
ごく幼い頃に、マンガは読むとバカになるという風潮があり、親からマンガを読んでいると叱られたものだが、今は親子で読んでいたり、大人が読んでいたりと偏見や蔑視は無くなっている。
そして、大人がマンガを読むのに、違和感がまるで無い。
そして、やはりまだまだ、スマホやタブレットではなく、紙の本の需要があるのが、僕には嬉しかった。
やはりある程度の重さ、紙の質感、ページを捲る感触、それらも含めて読む体験になるのだろう。
デジタルを否定しているのでは無いが、保守的なのだ。
でも、個人的には活字の本が好きである。